マイセンのベトガー炻器によるペアの人形燭台です。
赤茶色の肌地が陰影に富むことにより彫像に適したベトガー炻器。
両手に水甕を抱える農夫が馬に跨ったポーズ。2体組みでシンメトリーに飾るように作られています。
原作は1919年、当時作者がベルリン動物園で散策中に観賞したスキタイ民族の末裔によるウクライナ乗馬が製作の動機となったとされています。本作品はアール・デコ期のマイセンを代表する作品の一つとして取り上げられることが多いのですが、なかなか左右2対で揃うことが少ないためとても希少な作品となっています。
炻器や白磁、ビスク等のように彩色されていな彫像作品がお好きなコレクター向けのお品です。
お探しになられていた方には、是非ともこの機会におすすめいたします。
※18世紀のはじめヨーロッパにおいて最初に白磁器製法の秘密を発見したベトガーはそれに先立って炻器(ストーンウェア)と呼ばれる赤茶けた色の陶磁器を最初に発明します。しかしこの炻器も白磁の発現により需要は無くなり、マイセンが20世紀初頭に再びベトガー炻器(Boettgersteinzeug)として登録商標するまではほとんど顧みられない陶磁器素材でした。ベトガー炻器による茶褐色の磁肌の風合いが彫像作品には適していることから、特にアール・デコ期以降マックス・エッサーをはじめ、ドイツ表現主義のエルンスト・バルラハ、バウハウスのゲルハルト・マルクスなどが炻器を利用した主要作品をマイセンに残しています。
※ゲルハルト・マルクス(Gerhard Marcks 1889-1981)はベルリンに生まれの彫像作家。1919年10月から1925年3月まで、バウハウスの製陶部門主任マイスター。ベルリンで師事を仰いだ彫像作家アウグスト・ガウルがマイセンの経営者となるアドルフ・ファイファーと親交があったことにより、マイセンでの磁器製作のための招聘を受けます。ドイツ表現主義の影響を受けながら、アール・デコ時代にマイセンに残した作品は今でも時折復刻されるほど、重要な作品としてアーカイブされています。
【 サイズ 】
各本体 高さ 26.5 cm、 横幅 21 cm、奥行き 8 cm
【 備考・コンディション 】
製造年は2005年頃。底部の双剣マークにスクラッチ無しの一級品です。
目立ったヒビやカケなどのないコンディションの良い美品です。
経年や保管に伴う仔細なスレ、汚れ等はご了承下さい。
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【お取引に際して 】
あくまでも中古品であることをご理解の上、あまり神経質な方はどうかご遠慮ください。
磁器の特性として製造・焼成後の瑕疵(特にアンティーク品の多く見られる、黒点、色トビ、釉ムラによる凹凸など)はどうか予めご了承ください。
個人所有品からの出品とご理解の上、ノークレームノーリターンでお願いします。
専用箱はついておりませんが、丁寧に梱包してお届けいたします。
落札後においては!かんたん決済以外でのお支払いはお受付しておりません。万一、かんたん決済の支払期限(落札日から5日間)を過ぎた場合は落札者都合によるキャンセルを理由に取引を中止させていただきます。その際に自動的に悪いの評価がつきますのでご注意ください。
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