一、 出 品 物 の ご 説 明
■ タイトルは 「 AU CINEMA CE SOIR ~ 今夜は映画館で / ルイサダ 」 で、フランスの La Dolce Volta ( ラ ・
ドルチェ ・ ヴォルタ ・ レーベル から発売された、海外盤の音楽 CD 商品です。 ■
◎ 発売は 2023 年 7 月であり、品番は LDV 118 でした。日本国内では、税込 ¥ 3,300 - 程度での販売です。
ラ ・ ドルチェ ・ ヴォルタ ・ レーベル といえば、最晩年の チッコリーニ が CD をここから出したりと、クラシック の ピアノ 録音に
特に注力している印象があります。
◎ 本盤の内容紹介に代えてやや長くなりますが、発売当時の国内輸入代理店 ( 旧 キング ・ インターナショナル 社 ) が添付した、
大型帯に書かれている宣伝文句を以下で引用します ( 添付写真 10 枚目参照 )。
「 フランス を代表する ピアニスト の一人、ジャン = マルク ・ ルイサダ が、愛してやまない映画にまつわる CD を リリース します。
13 歳で 『 ベニス に死す 』 を観て熱烈な映画 ファン となり、同時に プロ の音楽家になろうと志したという ルイサダ。 『 今夜は
映画館で 』 と題したこの アルバム は、フランス の同 タイトル の テレビ 番組 シリーズ の司会者であった アルマン ・ パニシャルや、
一緒に様々な映画を観た両親への オマージュ として企画されています。 パリ 国立音楽院で学んでいたころも週に 4 回は映画館
に通っていたという ルイサダ の、映画への熱烈な愛が感じられる演奏がつづきます。 『 ベニスに死す 』 の音楽 ( アダージェット )
が、タロー の編曲というのも注目です。
- おそらく映画館は、この世界で唯一、私たちが少しも恥じることなく涙を流し、嗚咽することさえできる場所です ( ルイサダ ) - 」
◎ ちなみにルイサダは、「 ラ ・ フォルネ ・ ジュルネ ・ 東京 2024 」 で来日し、本 アルバム と同じ テーマ の コンサート ( 2024
年 5 月 5 日 東京 フォーラム ) をおこないました。チケット は発売後即 「 完売 」 で、私も買えませんでしたが。
◎ 本盤は、厚紙製 ケース と一体化した 「 解説書 」 の一部に、始めから日本語 20 ページ 分が組み込まれています。内容は、曲目
表と アルバム の コンセプト に関する インタビュー、 及び演者 プロフィール と録音会場の紹介です ( 各曲ごとの解説は無し。余白を活
かした印刷なので、情報量としてはそう多くは無い / 添付写真 7 ・ 8 枚目参照 )。
また前述のとおり、曲目表を兼ねる 「 大型帯 」 ( くるみ帯 ) もあって、輸入盤でありながら実質的に国内盤に準じる内容です。
◎ 本盤は日本国内での流通在庫も薄く、品切れ ・ 廃盤の寸前といった状況ではないでしょうか。
こちらをご関心のある方にお譲りしたいと思います。
◎ 本出品物は通常の音楽 CD 盤ですから、ステレオ ・ セット はもちろん、CD プレーヤー から パソコン の ドライブ、一部の カー
・ オーディオ まで幅広く聴取が可能です。
二、 状 態
◎ 出品物は、写真にあるものですべてです。中古品としては良いコンディションと考えますが、完全美品を保証するものではありません。
その点で、 「 美品コレクター 」 の方は入札をご遠慮ください。
なお、私も含めて同居の家族に喫煙習慣のある者はおりません。従って、におい移りの心配はありません。ペットも飼育しておりません。
個々、詳しい状態は下記のとおりです。
CD 盤 : B+ ランク
CD の演奏面には、微細で短い傷 ( 長さ 1 から 3 ミリくらい ) が 3 つ程度あります。但しそのすべてが、音質に悪影響を及ぼす
と言われている 「 深傷 」 ・ 「 太傷 」 ・ 「 大きな傷 」 ・ 「 同心円方向の傷 」 の何れでもありません。海外盤で、元々紙製の ポケット
に裸の CD 盤を直接投げ入れて収納していることも考えると、傷は全体的に少ないと思います。
そこで、評価は 「 ビー ・ プラス 」 としました。なお、レーベル面には問題なしです。盤に メイド ・ イン EU の表記あり。
* このままでは長期保存が心配なので、私が別売品の ビニール 内袋を追加しました ( 添付写真 5 枚目)。この状態でお譲りします。
厚紙製の外ケースと解説書部分 : A- ランク
見た目に中古感 ( 使用感 ) が無く、大変良好と思います。但し外 ケース の表紙と裏表紙に、恐らく製作時に付いてしまったと
思われる 「 糊汚れ 」 がごく僅かにあります。内側の 「 解説 」 部分には特に問題はありません。総合評価は 「 エー ・ マイナス 」
とします。なお、これ以外の プラケース 等は始めからありません。
* すべての添付写真に、やや大き目で丸い 「 黒ずみ 」 が見えます。これらは撮影に使った カメラ ・ レンズ の汚れであり、出品物
自体の汚れではありません ( ちょうど同じ位置に出現しているので、おわかりいただけると思います )。
帯 : A ランク
海外盤ではありますが、日本の輸入代理店が追加した大型 「 帯 」 があります。添付写真 10 枚目のとおり、基本的に美品です。
* 過去にお取引いただいた落札者の方からは 「 思っていたよりも 状態 の良いものが届いた 」 との声を多数 いただい
ております。私の ポリシー として、皆様が受け取ってからの 「 がっかり 」 が無いように、マイナス 面も気の付く限り言及して
厳格な自己査定をめざしております。
◎ 出品前に私自身もあらためて試聴しましたが、特に問題はありませんでした。しかし、状態については私の見落
しが絶対に無いとは言えません。現状で引き渡しの ノークレーム ・ ノーリターン でお願いします。
三、 収 録 内 容
(1) 「 甘い生活 ( フェデリコ ・ フェリーニ, 1960 ) 」 ~ メイン ・ テーマ ( ニーノ ・ ロータ 作 )
(2) 「 ベニス に死す ( ルキノ ・ ヴィスコンティ, 1971 ) 』 ~ アダージェット ( マーラー 作曲、アレクサンドル ・ タロー 編曲 )
(3) 「 許されざる者 ( ジョン ・ ヒューストン, 1960 ) 』 ~ モーツァルト 作 幻想曲 ニ短調 K.397
(4) 「 恋人たち ( ルイ ・ マル, 1958 ) 』 ~ ブラームス 作 主題と変奏 ニ短調 / ( ブラームス 自身の編曲による 弦楽六重奏曲 作品
18 の 第 2 楽章の ピアノ 独奏版 )
(5) 「 スティング ( ジョージ ・ ロイ ・ ヒル, 1973 ) 』 ~ スコット ・ ジョプリン 作 ソラース
(6-8) 「 マンハッタン ( ウディ ・ アレン, 1973 ) 』 ~ ジョージ ・ ガーシュウィン 作 ラプソディ ・ イン ・ ブルー
(9-11) 「 ブレー での ランデヴー ( アンドレ ・ デルヴォー, 1971 ) 』 ~ ブラームス 作 3 つの間奏曲 作品117
(12) 「 カサノバ ( フェデリコ ・ フェリーニ, 1976 ) 』 ~ ニーノ ・ ロータ 作 バッハの名による 2 つの ワルツ より 第 1 曲 サーカス ・
ワルツ
(13) 「 ルートヴィヒ / 神々の黄昏 ( ルキノ ・ ヴィスコンティ, 1973 ) 』 ~ リヒャルト ・ ワーグナー 作 エレジー
(14) 「 叫びとささやき ( イングマール ・ ベルイマン, 1972 ) 』 ~ ショパン 作 マズルカ イ短調 作品17-4 / 以上
演奏者 : ジャン = マルク ・ ルイサダ ( ピアノ )
録音 : 2022 年 7 月 2 ~ 5 日、セッション録音
リエージュ ・ フィルハーモニー ・ ホール、ベルギー
四、 発 送 方 法