商品をご覧頂きまして、ありがとうございます。
お送りする苗木の品種と数量はヤムヒル3本、サカジャウエア3本、ハレシェーリーゼン2本、トンダジェンティーレデレランゲ1本の計4品種9本になります。
トンダジェンティーレ以外の苗木は今年の4月〜6月にかけてヘーゼルナッツ畑の木の周囲で発芽したものをそのまま育てて10月に掘り上げた実生苗になります。トンダジェンティーレは今年の10月に株分けしたものになります。
この夏の尋常ではない暑さにも耐えて育ってくれましたが葉の虫食いや枯れ込み、汚れが多々見られます。
これからの季節は気温の低下と共に葉は枯れて落葉し枯れ木のようになりますので来季以降の成長に期待して下さい。
ところで、果樹は種子から育った木は親木の特性を受け継がない可能性が高いそうなのでヘーゼルナッツもどのような特性を持った木に育つかは不明な点が多いです。逆にそこが面白いところでもありますが。自分だけのオリジナル品種として観察しながら気長に育てて見て下さい。何か面白い発見があるかもしれません。
参考としまして発芽二年目の実生苗の写真を載せました。順調に育てばこのくらいの大きさに育ちます。
ヘーゼルナッツの木はカバノキ科の落葉樹でかなりの耐寒性(−20℃程度)がありほぼ日本全国で地植えでの栽培が可能ですが、まだ栽培自体が珍しくなじみが薄いです。
自家結実性があり1本でも結実は可能ですが、近くに異品種を植えることにより実付きが良くなります。また花粉の量で収穫量が決まります。落葉樹ですので冬の時期は落葉し枯れ木のようになりますが春(4〜5月)には芽吹きます。
育てて見て分かりましたがヤムヒルは樹勢が強く、かなりたくさんの雄花・雌花が咲きます。花粉の量はかなり多く、スギ花粉のような黄色く微細な花粉をたくさん飛ばします。そのため受粉樹としても最適です。
また、ヤムヒルとサカジャウエアはアメリカン同士ということもあり、とても相性がよく雄花と雌花の開花時期が合致しているため近くに植えますとどちらも収穫量が多くなる傾向が見られます。
送料を出来るだけ抑えるため、発送直前まで苗木は根を水に浸し吸水させておき根を湿らせた新聞紙で包みビニール袋に入れ湿潤状態で梱包しリサイクルダンボールで週末の金・土・日のいずれかに発送させて頂きます。
苗木は9本まとめてコンパクトにしますが品種は吊りラベルで識別してお送りいたします。
お受け取り後は水を張ったバケツなどに入れ半日程度は吸水させてから地植えまたは鉢植えにされますようお願いいたします。
おまけとしまして、この秋に採れました堅果(ヤムヒル)約100gをお付けいたします。よろしければご賞味下さい。
ヘーゼルナッツは栄養価が高く、貯蔵性にもとても優れチョコレートとの相性は抜群です。
殻を割り中身を取り出してフライパンなどで炒って頂くと香ばしい風味が楽しめると思います。
国産ナッツとしてお菓子作りにもご利用下さい。
果樹栽培にご理解のある方の入札をお願いいたします。
(2025年 10月 21日 18時 43分 追加)数が9本と半端なため4品種以外のヘーゼルナッツ苗木1本をサービスでお付けいたします。お送りする苗木は全部で5品種10本となります。
サービス1本のヘーゼルナッツ苗木の品種はお手元に届くまで楽しみにお待ち下さい。