
一度再生後、セロパックに入れ暗所で保管しておりました。
傷や汚れなどなく新品未使用に近いコンディションです。
他にもSoft Machine関連のCDを出品しております。
名作『サード』録音直前、'70年1月から3月までのわずか約3ヶ月のみ存在した、リン・ドブソン(S.sax/t.sax/fl/harmonica/vo)入りのクインテット編成による2公演の音源/映像を収録したCD+DVD(2CD+DVD)3枚組発掘ライブ盤が解説付きの国内仕様盤でリリース!
エルトン・ディーン(Alto sax/saxello)、ロバート・ワイアット(drs/vo)、マイク・ラトリッジ(hohner pianet/organ)、ヒュー・ホッパー(b)の前記した'70年作『サード』制作時の4名に、同作にも参加したリン・ドブソンも加えたクインテット編成による2公演を収録。CD1/DVDには、フランスのTV番組"Pop Deux"にて放送された'70年3月2日パリ, Thtre De La Musique公演の音源/映像を収録。既に本音源/映像を使用したアイテムは数多く出ておりますが、本作は正確な曲順への変更や、音質/画質共に更なる向上が図られた正に決定版的クオリティーを誇る内容。冒頭'Eamonn Andrews'のロバート・ワイアットのけたたましい手数による強烈なドラミングから圧巻され、この時期特有の二管の掛け合いや、独特のプレイ/サウンドを披露するヒュー・ホッパー、マイク・ラトリッジの両名が演出するまさにカンタベリーと思わせる浮遊感など、楽曲内のスコアとインプロの境目をしなやかに行き交いつつ更なる昇華が試みられた先鋭的パフォーマンスは唯一無二。
加えてCD3にはこれまでオフィシャル未発表であった、'70年1月オランダのアムステルダムでの同編成による公演のライブ音源を収録。こちらは抜粋収録ながらも『サード』収録の代表曲「フェイスリフト」「6月の月」を含む内容で、音質的にはパリ公演に譲るものの、それ以上に熱のこもった切れ味の鋭い演奏となっております。
初期のサイケデリック・ロックからフリー・ジャズ/インプロビゼーションへとスタイルが傾倒してゆくこの時期は、バンド及びカンタベリー・シーンの長い歴史においても非常に独創的といえるジャズ・ロックを追求した期間であり、凄烈なプレイが繰り広げられた名演が存分に堪能できる、全プログレ・ファン必携といえる作品です!
Aymeric Leroyによる新規ライナーノーツを掲載したブックレットを添付、マスターはIan Beaboutによる新規リマスタリング・TV放送用に使用されたライン音源とオーディエンス音源を組み合わせたエディット音源(CD1のみ)を使用。DVDにはボーナスとして3月2日パリ公演のオーディエンス音源全長を収録。
【帯・ライナー付国内仕様輸入盤(原盤:米Cuneiform Records)/CD+DVD(2CD+DVD)3枚組(DVDはNTSC方式の為、国内機種で視聴可能)/日本語解説:坂本 理】