★★★真夏の特別出品として、いくつかの特別なコインを出品しています。全部ご覧ください。★★★
＊＊＊落札者の方で旅行等で支払いが遅れる場合、お帰りになってからで結構ですので、ご心配なく。＊＊＊
リディア エレクトラム １/３ ステタール (6１0-546 BC) 状態: VF+ (NGC評価: VF) 幅: 12.0mm 重量: 4.68g
表説明： Lion head right with sun and multiple rays on forehead
裏説明： Two incuse squares
コメント： Very nice example of one of the earliest coins made. Minted in the time of Alyattes to Kroisos (610-546BC). Countermarks.
参照番号： Sear-3398
エレクトラム = 金銀自然合金
＊＊＊このコインはコイン史上最初の硬貨の一つとされています。私が依然出品したリディアの銀貨ステタールの製造年代はリディアのKroisus（クロイソス）の時代(561-546BC)でした。しかし、その前に、リディアがこのエレクトラム（金銀自然合金）の硬貨を発行しました。このライオンの頭のデザインのコインは、６つの単位で発行されましたが、この１/３ステタールの単位のものが一番大きいです。＊＊＊
両側と淵にCountermarks (小刻印）があります。（”countermarks”と“banker’s marks”は同じ意味で使われています。）
”Countermarks/bａｎｋｅｒ’ｓ mａｒｋｓ”というのは、古代の銀行機能の組織、または業者がつけた小刻印のことです。その組織、または業者がそのコインを検査して、本物であることと正しい重量であることを示すために小刻印をつけたと、現在は思われています。
ウィキペディアの「リディア」の項目に、出品のコインと同じ種類のコインの写真が出ています。
ウィキペディアから：
リュディア（古典ギリシア語: Λυδα、英語: Lydia; リディア、紀元前7世紀 - 紀元前547年）は、アナトリア半島 (現在のトルコ)のリュディア地方を中心に栄えた国家である。王都はサルディス。
世界で初めて鋳造貨幣を導入したことで知られる（エレクトロン貨）。
開始価格の設定についての一言：
多くのの古代コイン出品者は世界市場のレベルから見て、２，３倍高い開始価格（または最低落札価格）を設定しています。Osatocaesarの開始価格は世界市場の価格レベルの同等、またはそれ以下に設定しております。どうぞ、比べてご覧ください。
＃＃＃私の「その他のオークション」も見てください。状態の良い本物の古代ギリシャ・ローマコインを幅広い開始価格帯で出品しています＃＃＃
私の古代コイン歴に興味ある方は自己紹介のページを是非見てください。
郵送料は私の方で負担いたします。
コインは本物の古代コインであることは期限なく保証します。
参照資料：
Sear-nnnn = "Greek Coins and Their Values, Vol. 1&2" by David R. Sear
Sear-GInnnn = "Greek Imperial Coins and Their Values" by David R. Sear
Sear-Mnnnn = "Roman Coins and Their Values, Vol. 1&2" (Millennium Edition) by David R. Sear
VM = "The Handbook of Roman Imperial Coins" by David Van Meter
RIC = "Roman Imperial Coins" series
BMC = British Museum's "Catalogue of Greek Coins" series
注意１：参照番号の後に”Var"がついている場合、出品は参照コインに近いですが、違うところもあります。
注意２：私が持っている参照資料は"Van Meter"と全Searの本だけです。 オークションにRIC,BMC,等の表示が出る場合、それはSearの本から取ったか、コインを私に売ったDealerからもらった情報ですので私自身は確認していません。
状態表示：
G = Good = 劣; VG = Very Good = やや劣; F = Fine = 並品; VF = Very Fine = 美品; EF = Extremely Fine = 極美品; AU = Almost Uncirculated = 準未使用品; FDC = "Fleur-de-coin" = 製造の時の状態
;)
