商品は、Ｆ－ＴＯＹＳ（エフトイズ コンフェクト）から２００６年に発売された『1/144 WORK SHOP Vol.6 DX ＪＡＳＤＦ COLLECTION 日本の翼コレクション』より『三菱Ｆ－２Ａ 飛行開発実験団＃５０１（元ＸＦ－２Ａ試作１号機）』になります。

 

  外箱開封済み、ブリスター未開封の新品になります。リーフレットもあります。

  試作機じゃなくなったのでＸが取れましたが、このカラーリングは、飛行機の雑誌とかで昔、良く見た試作１号機のＸＦ－Ａ２ですね～。

  純白に赤の日本を象徴するような塗装が実に美しい！（※501号機は今でもこのカラーリングです）

  真っ白なＦ－２Ａなので502号機（試作2号機）と103号機（試作3号機）とカラーリングが似てるのですが、502号機と103号機は背中が青いので、白赤の塗装は501号機のみになります。
 

◆趣味のＦ－２支援戦闘機
  Ｆ－２は、三菱Ｆ－１の後継の支援戦闘機。

  支援戦闘機というカテゴリーは日本の自衛隊にのみ存在する妙な単語で、他国では攻撃機にカテゴライズされる飛行機になります。

  元々はＦ－１０４Ｊを採用した時に、交代したＦ－８６Ｆセイバーに対艦ロケット弾を積んで攻撃機に改造して、『海上自衛隊を支援する！』という名目で再利用されたのですが、その後、Ｆ－８６Ｆの旧式化に伴い、Ｆ－１支援戦闘機が開発されました。

  更にＦ－１も旧式化した為、Ｆ－２が開発され、現役で飛んでます。

  支援戦闘機なので爆撃能力があり、対地攻撃能力と対艦攻撃能力を備えてます。もちろん空対空ミサイルも装備するので、あらゆる任務に対応できるマルチロールファイターなのですが、『爆撃』とか『攻撃』とかいう単語を入れると、日本政府的によろしくないので、『ファイターサポーター：支援戦闘機』という妙な名前になっておりまする。戦闘機を支援するわけではなく、海上自衛隊を支援するのだから、サポートファイターの方が正しいような気がするのだが・・・。

  Ｆ－１が旧式化したので、次世代機のＦ－２は、Ｆ－１６Ｃをベースに、日米で共同開発されました（というか、自主開発しようとしたら、アメリカの横槍が入ったので共同開発の形にした）。

  Ｆ－１６改とでも呼べる機体です。

  Ｆ－１６と比べると、主翼が大型化しており、その分、機動性が高くなっております。また機首のレドームの下が膨らんでるので、その影響でインテークの形もＦ－１６と違ってます。イージス艦と同じフェイズドアレイレーダーを搭載している為、原型機であるＦ－１６Ｃの３倍の能力を持ってます（まあ、軍事機密なので正確な事は不明ですが）。
  また、主翼が大型化してる分、Ｆ－１６よりもミサイルをたくさん吊れます。

  特にルックダウン能力（下方を見張る能力）に優れており、射程１４０ｋｍの空対艦ミサイル（93式空対艦誘導弾）を４発装備出来ます。日本は海に囲まれてる為、近づいて来る敵艦を片っ端から吹っ飛ばす、この能力は重要不可欠なものです。
  対艦戦闘に特化した戦闘機なので、この能力ではベース機のＦ－１６Ｃを大きく上回ります。



  全長約１１ｃｍの塗装済み模型で、飛行開発実験団の試作1号機（501号機）のカラーリングです。

  部品の差し替えで、タイヤを降ろした状態と、タイヤを格納した状態のどちらかを再現出来ます。

  タイヤとキャノピーとレドームの取り付けが必要です。
  台座・デカール付き。

  写真の１枚目は、箱と中身全ブリスターの上から機体上面。

  写真の２枚目は、見本。

  写真の３枚目は、ブリスターの上から。

  写真の４枚目は、ブリスターの裏から。

  写真の５枚目は、リーフレット。