
■2冊一括でお願い致します。
■『とにかく飛行機への情熱』斎藤茂太(←作家北杜夫の実兄)著。深田祐介讃辞。装幀挿画おおば比呂司。解説岡部冬彦。1983年初版カバー帯。旺文社文庫。
■章句の頭に世界各航空会社のBaggage Tagが表されて居ます。自ずと搭乗気分が味わえます。因みに該書、私が印度旅行する前に読みました。海外旅行が好きな人には中々【為】に成ります。
●新刊書店で購入後一瞥、保存の失敗でカバー背・帯背が褪色してます。
●全235頁。書き込みしてません。
■『土壇場のManner』サトウサンペイ(→佐藤幸一)著。装幀挿画本人。深田祐介解説。昭和58年第13刷カバー帯。新潮文庫。
■国際的に表舞台で活躍する日本人として、是非とも身に付けて措くべきMannerを、全頁に亘り面白い挿画で描写。愉しく学べます。Manner一つで人間の育ちや躾、将又教養の具合が判って仕舞いますね。他人の振り見て我が振り直せ!。備~けあふるでしょうか。
■因みに私なぞ昔学友の親戚が経営する三浦海岸の民宿(海の家)で、大学の夏休みの全部を住み込みのアルバイトをして居たので、人間観察して是是非非身に凍みましたね。
●新刊書店で購入後一瞥、爾後書架に保存して居たもので瑕疵毀損有りません。ほぼ綺麗な状態です。
●全202頁。書き込みしてません。
★孰れも古物に殊更神経過敏な方には不向きです。回避為さるのが賢明かと思われます。爾後のClaim何卒御容赦下さい。
★取引に際しては私の自己紹介欄をお読み下さい。
(2025年 6月 9日 7時 44分 追加)
■Manorに就いては三島由紀夫の『不道徳教育講座』や『行動学入門』を合わせてお読みに為ると、「至らない自分」を糺せますね。
最近は周りの老若男女の人間を見渡しても、何だ此奴は…?と訝って仕舞う、
自分で自分を律し切れない自律神経失調症
の人が多いですから、遣る瀬無いと感慨する事頻りです。
■因みに躾に就いては私、明治生まれの祖母から厳しく育てられましたので、例えば三度三度の食事で、茶碗に米粒を一つ残した丈で頭を平手で殴られた程。
『馬鹿者ッ!、お百姓さんが丹精込めて
育てた米を無駄にするな。全部喰え!』
と怒髪天。其れが身に沁みてか今でも私、米粒はおろか食べ物を粗末にしない習性が身に付いてますね。だから能く喰い散らかしてる人を視ると幻滅、そんな人間から仮令偉そうな事を謂われても余り信用しませんでしたね。如上三浦海岸の民宿に宿泊した客の世話は、正直言って面従腹背でした。(苦笑)
(2025年 8月 22日 6時 15分 追加)
■も一つおまけに、祖母が私を躾けた中に
「掻き込み飯する事は罷りならん」
と云う条項が有りまして、例えば納豆を掛けての御飯、或いは自然薯を掛けての御飯すら、最後の一粒まで箸で摘む事を強制されました。祖母曰く
「掻き込むなぞ卑しい真似するな!」
と…。(苦笑)
因みに映画黒澤明の『用心棒』で、三船敏郎が椀の中の粥を箸で掻き込むSceneを祖母は侮蔑を以て視てましたね。爾来掻き込み御飯は今でも私出来ないですね。昔の同僚は私の上品なStyleを睨んで、
『お前の納豆の喰い方凄く不味そう!』
と。同僚私に、回転Speedを上げたCombineの様に、口に素早く放り込む実演を見せて窘められましたね。(笑)