小型SP箱 13cm級 人間界は角ばっているが自然は丸が好き <作品-C15>
<特筆点>
1)ラーチ合板で16R3次元角処理を試みました。(前作品は15R)
スピーカーの箱は皆、角々しいので、払拭。音も自然界も、丸い。
2)13cm級に手頃なサイズでバッフル木目を重視した板採りです。
3)前底スリットは以前定番構造で前から観えずらい丸いデザイン。
4)開口φ125で手持ちのSony-WooferとAkisui-13cm-FullRengeでテスト。
<仕様>
・材質;12tラーチ合板、バッフルSP裏は+ラワン合板5.5tの貼り合わせ
・開口;φ128 、表付け、片側位相ずらしの下孔有り。開口裏木口6R処理。
・箱外形: 203W 312D 326H 約 15リットル、前・上面角3次元16R処理
前、上、側面板間は45度接合で背面が保守用の脱着窓構造です。
・ダクト仕様;前底スリットダクトは定番45度フラップ付で前面穴も観えません。
・吸音材;側板以外に化繊フェルト貼り
・通線デバイス;無し。背面に通線孔 φ7*2-30ピッチ
・開口拡大、吸音材、通線デバイスはOption出品を利用下さい。
<補足>
・技巧板(MDF等)の角処理は塗装を除きシート貼りが主流。高級箱では突板を
使うがRは難しく角モール等を使う。普通合板で3次元16Rにした作品です。
・角処理は色合わせしたパテ塗りで少し稜線が出ています。他は表面研磨迄。
・ラーチ合板は建材なので木肌が少し粗くベニヤ加工傷も僅かに出ます。
前面木目重視でダクト穴が前から観えない”丸っこい”デザインです。
・テストデータは前作品より体積が少し大きい割に低域伸びが前作品より少し低い。
これはダクト構造の違いと思う。(作品C14は直列45度スリットで造りが複雑)
・開口拡大、吸音材、芯線直結式の通線デバイスはOption出品を利用下さい。
個人の趣味製作々品です。画像でご納得できる方のみ応札をお願いします。
機能、性能、みたくれを気になさる方は、絶対に、応札ご遠慮ください。
(2025年 1月 24日 7時 09分 追加)<訂正><特筆>のφ125をφ128に訂正します。
(2025年 1月 25日 7時 50分 追加)<追加変更>
テストデータに鑑み背面板にバッファ板を付けました(この構造での対策)。
結果、Sony作品C14の-8.5dB/60Hz比C15の-11dB/60を-7.5dB/60Hzにできました。
写真やデータ追加できず、ご要望有ればJPeg-Dataで提供します。