*独自の抽象木版画の世界を切り拓いた 高橋力雄 の 木版画にエンボス加工を施した作品『a happy』です。 1986年制作 直筆サイン入 限定100部 額装品【真作保証】です。万が一「真作」でなかった際には返品をお受け致します。
*高橋力雄ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
・作家名:高橋力雄(たかはしりきお)1917-1998
・作品名:a happy
・技法:木版+エンボス加工
・窓枠サイズ:約22.0cm×約16.5cm
・額サイズ:約32.5cm×約26.0cm
・制作年:1986年
・限定数:100部
※作品下に 直筆の鉛筆サインと作品名、エディション、制作年の記載があります。
※作品コンディション:イメージ部分は良好です。シートに薄いマット焼けがあります。
額も古いもののようですが、このまま飾っていただけると思います。
画像でご確認下さい。
高橋力雄(たかはし りきお)1917-1998
高橋力雄は、戦後の国際化の中で、独自の抽象木版画の世界を切り拓いた作家です。
高橋は日本画家・高橋虎雄(雅号・虎山)の長男として東京に生まれました。戦後 恩地孝四郎に師事し、実験的な抽象版画の制作を本格的に始めます。画業の進展とともに、作家の活動は、1960年代からアメリカを中心として繰り広げられ、また日本国内でも個展を重ねてゆき、1970年代には国際的に注目されはじめます。それらの作品では、京都、庭園、四季といった日本の伝統的な情景をモチーフとしながら、刷りを重ねることで深みを増した色彩と、大胆に抽象化した形態によって、木版画の可能性が追求されています。 高橋力雄の清新な抒情の世界、ぜひコレクションに加えてください。
<略歴>
1917年 東京都墨田区に生まれる。
1949年 恩地孝四郎永別まで師事(6年間)
1951年 日本版画協会展初出品(以後、毎年)
1952年 日本版画協会展根市賞と準会員賞受賞
1962年 渡米。2人展(ミチュー画廊・ニューヨーク)
1964年 個展(ミチュー画廊、ニューヨーク)
1965年 カリフォルニア・インスティトゥート・オブ・ジ・アート中退、
個展(コアラ画廊・ロサンゼルス)
1968年 日本版画協会事務所、協会の法人化担当
1977年 個展(エルコ画廊・パリ、フォドラン画廊・デュッセルドルフ)
1984年 ザイロン国際木版画トリエンナーレ・1等賞受賞
1996年 日本版画協会名誉会員、個展(須坂版画美術館・長野)
1998年 『高橋力雄版画作品集』刊行、逝去
<作品収蔵美術館>
東京国立近代美術館、国立国際美術館、神奈川県立近代美術館、滋賀県立近代美術館、和歌山県立近代美術館ほか