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【詳細】
初版 クラーク・ダールトン 流刑の惑星 松谷健二訳 ハヤカワ文庫SF

昭和59年7月15日初版 早川書房発行

地球で悪質な犯罪を犯すと惑星ハーデスへと送られてしまう。凶悪犯の巣窟で荒れ果てた地かと思いきやまさかのユートピア。海も街も存在し、政府があり法律がある。反逆罪でハーデスへ行くことになったログには何やら使命があるもよう。秩序だった社会の真の目的とは？

クラーク・ダールトン
1938年ハイスクール卒業後、ドイツ・ナチスの半軍事青年組織である勤労奉仕隊に入る。第二次大戦開戦と同時に、空軍の通信部隊に召集され、ポーランド、ノルウェー、ロシアを転戦する。’45年敗戦ののち、シベリアのカラガンダ捕虜収容所で5年間を過ごし、’50年末帰国後も1年間は病床に伏した。’52年英国占領軍の通訳となり、この頃からSFに興味を示す。翻訳家、編集者として執筆活動を開始し、アングロサクソン風のペンネーム、クラーク・ダールトン名義で処女作「夜空のUFO」を発表、SF作家としてデビュー。以後ローダン・シリーズを含め、多数のSFを執筆。

【状態】
経年劣化により焼け、傷み、カバーにスレは御座いますが、全体的には概ね良好です。