
徳利 盃 染付 人物画 松青海波柄 六歌仙見立 ひな祭り 酒器 瓶2本 猪口5個 五人 喜撰 住吉踊り 花器 花活 一輪挿し 美品 紙保護箱 無銘 松絵 手描 有田焼
染付の徳利 盃のセットです。元々単独で入手した徳利一対と猪口5個を併せて 私が“組物”に仕立てた品である事を 先ずはお断りしておきます。
はじめに手にしたのは徳利です。王朝風の人物が五人描かれていて 簡素ながら雅な雰囲気。すべて王代の風俗 女性一人に 他は男性…これは六歌仙ではないのかと考えましたが どう見ても五人。 “隠れキャラ” 的に この他にもう一人居られたのかも知れないですが、そもそも もう一人は “遍照”か“喜撰”かと推測され それも無理。結局 他の要素でもう一人を補うべきかも知れない…と一応の納得をし しばらく時が流れます。作者の方がそこまで考えたかどうかは分かりませんが、趣向を考える事は とても楽しいと感じました。
次に見つけたのが猪口。松の葉で青海波を構成した いわゆる“松青海波”。小振りながらとても明瞭闊達な柄行で、自然に思い浮んだのが 先の徳利です。
舞踊 “六歌仙” の中の “喜撰” の “住吉踊” の冒頭の口上が “目出度き御代に住吉の 松は常磐のひと踊り” ですので、“松” で “喜撰” を象徴出来るかもと思い至りました。
異なる時期の出来に違いなく、地色の“白”にも 呉須の “青” にも若干の違いが認められますが、両者を並べると とても頃合い 似合いに感じられました。徳利は丸の形も衣装もお顔もマチマチですし 松葉の形も各個不揃いで、当然手描きでしょう。全体の仕上げからも いわゆる “上手” ではない 一般品としての出来が感じられます。無造作な品に面白味を感じていただけたら幸いです。
小振りでコロリとした形状が素敵です。現在の感覚では 猪口が小さ目に感じます。私は酒器としてではなく 盆に載せて置物として楽しみました。風姿からは“春”に相応しく、季節の品としては絶好だと考えます。
上記の通り “六歌仙” は私の見立です。“取り合せ” “趣向” とも言えますが ある意味で “妄想” とも考えられます。出品に躊躇いを感じ 嘗ては徳利のみを出品しておりました。なにぶん大様のご判断をお願いいたします。一応 有田焼かと考えました。
美品です。製作から かなりの時間経過があるかと感じます。共に無銘ですが 外観も中も綺麗だと思います。瓶の一本にφ1ミリの釉切れと3ミリほどの窯キズがあります(写真7)ご了解ください。糸底が綺麗に処理されてはいません。そんな時代だったのだと感じます。近年調達の紙箱に収まります。
瓶 概寸 口径 2.4cm×胴径 6.3cm×h 12.5cm
盃 概寸 口径 4.5cm×高台 2.1cm×h 2.8cm
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