●ゲルハルト・ウィルヘルム(Gerhard Wilhelm)指揮のヴェルナー・ケルチュ器楽アンサンブル(Instrumentalensemble Werner Keltsch)、シュツットガルト・イムヌス少年合唱団(Stuttgarter Hymnuschorknaben)の演奏で
ハイドンの「チェチーリア・ミサ」、
●カール・フォルスター(Karl Forster)指揮のベルリン交響楽団(Berliner Symphoniker)、ベルリン聖ヤドヴィガ教会合唱団(Chor der St.-Hedwigs- Kathedrale Berlin)の演奏で
ハイドンのテ・デウム(Hob.XXIIIc:2)
の2曲を収めた2枚組の独EMIのエレクトロラ盤2枚組のLP。
指揮のゲルハルト・ヴィルヘルムは1918年、シュツットガルトに生まれた合唱指揮者。幼少期に両親から耳の良さを見出され、このアルバムの合唱を担当するシュツットガルト・イムヌス少年合唱団に入ります。またシュツットガルトとベルリンでピアノを学び、エドウィン・フィッシャーに師事。ピアノの腕に限界を感じると、指揮の道に進み、ヴュルテンベルク国立劇場の楽長の地位につきます。戦後すぐの1946年には、1900年に創設され、かつて自らメンバーだったシュツットガルト・イムヌス少年合唱団を再興し、1987年まで合唱団を指導したとのこと。彼の名を冠した録音はあまり多くなく他にはバッハのクリスマス・オラトリオやクリスマスソング集など数枚を見かけるくらい。
また、歌手は以下のとおり。
ソプラノ:エリザベス・スペイサー(Elisabeth Speiser)
アルト:ヘレン・ワッツ(Helen Watts)
テノール:クルト・エクヴィルツ(Kurt Equiluz)
バリトン:ジークムント・ニムスゲルン(Siegmund Nimsgern)
①
数多いチェチーリア・ミサの中でも出色の出来。とくに宗教音楽の真髄にせまる敬虔な響きと、素晴らしい歌手たちの歌唱、そしてなにより少年合唱の清らかな響き。これらをゲルハルト・ウィルヘルムが見事にまとめ、大曲にふさわしい雄大さと、自然なフレージング、バランスでまとめた完璧な演奏です。LP独特の彫りの深い響きも手伝ってこの響きに打たれる楽しみは格別です
② この頃の独エレクトロラの録音の良いのは有名ですが、これを日本で聴くためには米エンジェル盤や東芝EMI盤で聴くことになり音色が全く変わってしまうのが普通です、その原因はマスターテープが独エレクトロラー英EMIー米エンジェル―東芝EMIと渡りその都度コピーされ音色・音場が変わってしまうからです
このLPにはニッパーマーク消しがついています、これは大市場の米国向けの輸出品です。米エンジェルプレスでなく音の良い独プレスをほしかった人が多かったためです
③箱 解説 盤面ともに殆ど使用感のない良品です
複数落札、同梱発送歓迎いたします
LPの場合厚さ5センチ、ペラジャケですと10枚ぐらいまでは余裕をもって可能です
(2024年 1月 7日 8時 26分 追加)複数落札同梱発送をお勧めいたします
一枚ものLPで10枚くらい BOXもので5個ぐらい80サイズ
一つの送料でお送りできます
(2024年 5月 5日 9時 33分 追加)複数落札同梱発送をお勧めいたします
一枚ものLPで10枚くらい BOXもので5個ぐらい80サイズ
一つの送料でお送りできます
複数落札、同梱発送歓迎いたします
LPの場合厚さ5センチ、ペラジャケですと10枚ぐらいまでは余裕をもって可能です