【Wrangler 124MJ ブランケットライナー付き デニムジャケット/ラングラージャパン黎明期/SCOVILLボタン/サイズL】
アメリカンデニム三大ブランド――
Levi’s、Lee、そしてWrangler。
その中でWranglerは、唯一「ロデオ競技者のため」に本気で設計されたブランドです。
1947年、ブルーベル社が立ち上げたWranglerは、単なるワークウェアではなく
“カウボーイが馬上で戦うための服”として誕生しました。
そしてその完成形のひとつが、124MJです。
■ 124MJとは何か
124MJは、Wranglerのウェスタンジャケットを代表する名作モデル。
ブロークンデニムを採用し、
腕の可動域を意識した立体裁断、
フロントのWステッチポケット、
前振りのスリーブ設計――
すべてが「動くため」に設計された一着です。
Levi’sの70505が都会的、
Leeの101-Jが合理的だとすれば、
Wrangler 124MJは“機能美とウエスタンスピリットの融合”。
このモデルは、ロデオ、牧場、トラックドライバー文化と強く結びつきながら
アメリカンワークウェア史の中で独自の立ち位置を築いてきました。
■ 本個体の特筆点 ―― ブランケットライナー仕様
今回の個体は、124MJのディテールをベースにしながら
・裏地にブランケットライナー
・襟はコーデュロイ切替
という、いわばLeeのStorm Rider的な防寒仕様。
通常の124MJは裏地なしが主流ですが、
この“ブランケット付き”は球数が少ない仕様です。
さらに本個体は、
70年代後半頃のラングラージャパン黎明期のモデルと推測されます。
当時はまだエドウィン主導の日本企画が完全に確立する前段階。
本国のDNAを色濃く残しながら、日本市場向けの展開が模索されていた過渡期です。
その空気感が、この一着には確かに存在しています。
■ ディテール
・Wステッチ入りフラップポケット
・Wranglerらしい前振りスリーブ
・ブロークンデニム特有の縦落ち
・SCOVILL社製スナップボタン
・コーデュロイ襟
・防寒性の高いブランケットライナー
スコービル社製ボタンが使われている点も、時代性を感じさせる重要なポイント。
ヴィンテージ市場でも評価の高いディテールです。
ブロークンデニムのフェードも非常に雰囲気があり、
ノスタルジックな色落ち。
無理な加工では出せない“時間の質感”があります。
■ サイズ
表記:L
肩幅 47cm
身幅 54cm
袖丈 60cm
着丈 61cm
素人採寸ですので多少の誤差は御理解下さい。
124MJらしい短丈気味のバランスながら、
身幅はしっかりとあり、非常に着やすいシルエットです。
■ 市場価値と希少性
124MJ自体は一定数存在しますが、
ブランケット付き
ラングラージャパン黎明期
SCOVILLボタン
この条件が揃う個体は多くありません。
Wranglerの中でも“少し変わり種”で、
コレクター心をくすぐる存在です。
Leeのストームライダーはよく見かけますが、
Wranglerでこの仕様はなかなか出てこない。
その“違和感”こそが、この一着の魅力だと思います。
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(2026年 3月 8日 18時 08分 追加)SG-6999