【FULLCOUNT 2737 デニムジャケット/506XXモディファイドモデル/サイズ42(希少サイズ)】
フルカウントの名作「2737 デニムジャケット」を出品いたします。
本作はリーバイスの名作「506XX(ファースト)」をベースに、現代的なシルエットへと再構築したモデル。
着丈はやや長めで、身幅はすっきり。袖やヨークのラインも美しく、クラシックなワークウェアの無骨さを残しながらも、モダンな日常に馴染む完成度の高い一着です。
濃紺のインディゴもまだしっかりと残っており、これからの経年変化をじっくり楽しめます。
■ “レプリカデニム”を次の時代へ導いたブランド
FULLCOUNT(フルカウント)は、1992年に辻田幹晴が設立した日本を代表するデニムブランド。
辻田氏は、あのEVIS(現EVISU)立ち上げ時の初期メンバーとして知られ、創業者・山根英彦氏とともにヴィンテージデニム復刻の最前線を駆け抜けた人物です。
その後、独立して立ち上げたフルカウントでは、単なる“復刻”ではなく「生活の中で本当に着られるリアルクローズとしてのデニム」を追求しました。
ドゥニームやステュディオ・ダルチザンと並び、国産レプリカシーンを支えた四天王の一角として、
90年代以降の“日本製デニム=世界最高品質”という評価を築き上げたブランドです。
■ 世界初、ジンバブエコットンをデニムに採用
フルカウントの最大の特徴は、世界で初めてジンバブエコットンをデニムに採用したこと。
この超長綿は繊維が非常に長く、柔らかく、それでいて強靭。
旧式シャトル織機でゆっくりと織り上げることで、50年代の501XXを思わせる凹凸感と、素肌に吸い付くような着心地を両立しています。
そしてこれは、実際にさまざまなデニムジャケットを着比べてきた身として断言できますが、
フルカウントのGジャンは、着心地が圧倒的に優れています。
生地の柔らかさだけでなく、肩や腕の可動域の設計、縫製テンションのバランスまでが絶妙。
“デニム=硬い”という概念を覆し、最初から身体に馴染む感覚は唯一無二です。
見た目は無骨でも、袖を通した瞬間にわかる“柔らかい緊張感”――これがフルカウントの真骨頂です。
■ 廃盤となった名品「2737」
この2737は、かつてフルカウントを代表する定番モデルとして長くラインナップされていましたが、
現在はブランドの現行コレクションから外れ、事実上の廃盤モデルとなっています。
そのため、店頭・オンラインともに流通量は激減しており、状態の良い個体は非常に入手困難です。
さらに本品は、展開されていた中でも最大サイズの42。
40前後までは比較的流通しますが、42はフルカウントのラインナップでも特に玉数が少なく、
“アメカジ黄金比シルエットをジャストより少しゆとりを持って着たい”という方には理想的な一枚です。
このサイズで状態の良い2737は、探してもなかなか見つかりません。
■ サイズ詳細(42)
送料無料でお届けいたします。
フルカウント2737は、506XXを現代的に再構築した“進化型ファースト”。
クラシックな無骨さとモダンなフィットを両立させた、ブランドの哲学が詰まった一着です。
エヴィス初期の熱気を経て、自らの信念を形にした辻田幹晴が生み出したこのモデルは、
「穿き心地の良いヴィンテージ」という言葉を象徴する、まさに“完成された実用品”。
フルカウントが黄金期を迎えていた時代の空気を感じながら、
ぜひこの一着で、自分だけの色落ちとストーリーを育ててください。
他にもフルカウントや旧エヴィス、国産レプリカブランドを多数出品しております。
迅速に発送いたしますので、ぜひこの機会にご検討ください。よろしくお願いいたします。
(2025年 11月 2日 17時 37分 追加)42-20000