銘匠光学 TTArtisan APO-M 35mm f/2 ASPH. (ライカMマウント)、新品同様です。
昨年、新品購入しましたが、テスト撮影のみで使わなくなったので整理のための出品です。
アポクロマート設計の35mmレンズで、収差がよく補正されています。
色収差はほとんどなく、歪曲収差もわずかなので画面がスッキリ見える気がします。
ChatGPTで特徴をまとめたので下に記します。
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●主な特徴
光学構成と描写
アポクロマート設計(APO):光学系は 9群12枚構成で、そのうち ED(特殊低分散)レンズを3枚、非球面レンズを1枚含むことで高度な色収差補正を実現しています 。
シャープネス・コントラスト:開放の F2 からシャープで高コントラストな描写が得られ、特に中央部は非常にクリアです。
色収差・パープルフリンジ抑制:虹彩のような色ずれ(パープルフリンジ)の発生を抑え、高解像かつ色の忠実な描写が可能。
絞りによる画質向上:F2.8 〜 F8 程度に絞ると周辺描写も向上し、風景や建築撮影などでは特に効果的です。
●操作性と外観
金属外装と質感:重厚な金属筐体で高剛性感があり、フォーカスリングも滑らかで操作感が心地よいです。
マニュアルフォーカス:距離指標やクリック付き絞りリングなども含め、フォーカスと絞り操作は非常に気持ちよく、撮影が楽しくなる作り 。
レンジファインダー対応:Mマウントで、M型レンジファインダー使用可能。
ただしフォーカスが近づくとファインダーの視野がブロックされやすい(ケラれ)点には注意が必要です 。
専用角型フード付きで単体だと見た目が完成されず、フードの装着が推奨されます。
●メリット・デメリットまとめ
◎メリット
優れたシャープネスと高いコントラスト(開放から)
APO設計による色収差・フリンジの抑制
高品質な金属外装と滑らかな操作性
コストパフォーマンスに優れる
◎デメリット・注意点
最短撮影距離が0.7 mと若干長め → クローズアップには不利
レンジファインダーでの視野ブロック(ケラれ)発生の可能性あり。
逆光撮影ではフレアやコントラスト低下に注意が必要。
重さとサイズがレンジファインダーでの携帯性に影響する場合あり。
●総評
TTArtisan APO-M 35 mm f/2 ASPH.は、「本格的なAPO設計」をこの価格帯で実現した稀有な一本です。解像力、コントラスト、色収差補正のいずれも高レベルであり、特に風景やストリート、日常を精細に描写したい場面で真価を発揮します。
金属ボディによる質感と操作感も素晴らしく、写真を撮る楽しさを感じさせるレンズ。ただし、逆光や最短距離、ファインダーのケラれなど、使用上の注意点もあるため、その点を理解した上で選択すると満足度は非常に高いでしょう。
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ここまで。
このレンズ、鏡筒が長くかっこいいのですが、レンジファインダー機だと視野が蹴られます。
私が使っているライカM9だと視野の右下、1/4弱くらいが蹴られる感じです。
テスト撮影時には外付けファインダーをつけ補っていましたが、ちょっと面倒くさかったです。
M9につけた画像(5枚目)を上げておきます。※カメラ・ファインダーは出品に含まれません
テスト撮影1度のみなので、新品同様です。
付属品はレンズフード、フードキャップ、元箱とペーパー類、距離計調整用のドライバーです。
※タバコは吸いませんが、猫を2匹飼っています。気をつけて梱包するつもりですが、猫毛の混入などありましたらごめんなさい…
銘匠光学 TTArtisan APO-M 35mm f/2 ASPH. ライカM
ブランド:銘匠光学 TTArtisan