サントリー美術館の主催によって
2018年の4/25～7/1まで開催されました
『ガレも愛した～清朝皇帝のガラス』展には

英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館や
国内所蔵家の貴重なコレクションが展示されましたが

そんな貴重な展示品の中でも今作とは
18世紀の『白地藍被』の代表的な作品として

サントリー美術館の厳しい審査を合格した後に展示された
華々しき来歴を誇る
陶芸家『辻清明』氏の貴重な旧蔵品と成っております。

ちなみに図録は付属致しませんが
御希望の方にはカラーコピーを御付け致しますので
落札後に御依頼を御願い申し上げます。

(時代)
18世紀 (乾隆～嘉慶年間)

(寸法)
高さ(22.1cm)
胴径(11.8cm)
重量(1001g)

(状態)
乾隆ガラス特有の制作時に由来する気泡や
刃毀れや窪みや擦れ等は御座いますが
後天的な傷みでは御座いませんし
それ以外には特筆すべき箇所の無い
無傷完品レベルと成っております。

当店では全ての作品に完璧なる美術梱包を施します故
過去18年間に及ぶでの販売実績の中でも
破損事故は一度も御座いませんので御安心下さい。

エミール・ガレに多大なる影響を与えた
中国が誇る手彫りの超絶技巧作と成っております。

エミール・ガレに多用された『多層被せガラス』の技法とは
乾隆ガラスから着想を獲たとも云われております。

本時代(18世紀)に制作された乾隆ガラスには
大袈裟では無く
生涯でもそう何度もは出逢う事は叶いません。

底の擦れ以外は
全てが制作時に由来するものですから
後天的な傷みでは御座いません。

今作の終了日は9/4(木)です。