
TWの8620。写真全てをご参照ください。
当り前ですが静粛で良好な走行。
ボディ無傷、共箱、前照灯点灯、取説付き。
前照灯、煙突、デフの選択式パーツ、更に純正選択式ナンバープレート付きです。
各写真部分をタッチ&スワイプしますと出品の商品状態をご確認をいただけます。
写真③、写真⑨→天賞堂区名札、MODEMOの副灯シールドビーム、メーカー不明明朝体Noプレート.38676をお付けしお送りします
折角なので、8620実車のお話です。
日本では1872年の新橋〜横浜間の開業時代からしばらくの間イギリスなどの輸入機関車に頼り放しでした。
約30年後には、各地方鉄道が開業し各地に雑多な輸入機関車が存在しました。
明治時代1908年の鉄道院時代の鉄道国有化に際し、1910年頃日本の国土や狭軌に向いた国産標準機関車を製造し形式を整理する事になります。
当時の鉄道院がイギリス、ドイツ、アメリカにC型テンダー機8700、8800、8850、8900の試作機を発注し外国で完成納品されましたが、島安次郎らの発注と裏腹に各社の勝手な仕様変更で日本に納品され散々でした。
その後島安次郎らが純国産製造の過程を学ぶべくドイツのボルジッヒ社に出向きました。
この経験により8800、8850を参考に大正3年の1914年に国産C型テンダー蒸気機関車8620型が誕生しました。
8620蒸気機関車は、当時の流行り明朝体のナンバープレートで化粧煙突、スポーク動輪リベット組み車体など大正ロマンたっぷりの国産初の量産蒸気機関車です。
長めの客車列車も牽引できる傑作だった為、客貨両用万能型として8620は1926年の昭和元年まで687両製造されました。
現役中は、東海道の優等列車、御召列車の先頭に立ちました。のちに大型化でC51やD50が誕生し幹線を退きますが、五能線や花輪線の三重連、客車区での入換、貨物列車の組成やら何でもこなす万能機です。
つい最近まで最古参として58654号機はSLあそBOY、SL人吉で活躍。
あの鬼滅の刃も登場する大正生まれの8620型よろしくお願いいたします。
(2025年 8月 20日 10時 41分 追加)トラムウェイの8620蒸気機関車は、標準デフ、門デフ、デフ無しと住み分けが楽しめます。
仮にデフ無しの入換仕業にした場合、標準デフ、門デフの2両分の活用が可能となります。例えばC50.51や9600.D50.に転用したり、D51では、門デフ付きのD51272号機他に数両も実在しましたので唯一無二の機関車を楽しめます。