
"一点モノ"の「鎚起銅器(ついきどうき)」は一生モノとして使えます。
こういう伝統工芸はどんどん少なくなっています。
私が島倉堂を訪ねる時にちょうどドイツ人がおばあちゃんから受け継いだ銅器を持って修理に来られました。
なぜはるばる日本に持ってきましたかと聞いたら、ドイツはもう銅器職人がいなくて、修理できなかった。日本にまだ銅器職人がいらっしゃると聞き、嬉しくて、早速島倉堂に駆けつけました。
島倉堂は本当に素晴らしい銅器を作っておられるので、我が家はたくさん使っております。現在このような製品はほとんど受注生産で、我が家は使いきれず、勿体ないので、お安く譲ります。ぜひ一生ものとして使ってください。
実は江戸時代後期、仙台の渡り職人によって伝えられ、新潟県燕市で発展した「鎚起銅器(ついきどうき)」。島倉堂は、鎚起銅器の製品を生み出す工房である。鎚起の技術は、今や世界に名を馳せる“燕ブランド”の礎だが、その伝統を継承する工房は今や両手で数えられる程度。島倉堂はこの大変希少な工房の一つで、鎚起の雄・玉川堂で15年修行した先代が創業した。たった一枚の銅版を鎚で叩いて打ち締める技術を親子二代にわたり継承し、完璧なフォルムを追い求めることから、鎚起の道具までを手作りするように。職人の手とオリジナルの道具……そこから生まれる製品は、正真正銘の“一点モノ”といえよう。注ぎ口部分までを手で打ち出す湯沸かしとなると、熟練の職人でも制作におよそ1カ月を要する。その唯一無二の逸品を世に送り出しているのが、島倉堂なのだ。
状態 : 蔵出し物で長期保管品になります。詳しくは写真をご覧ください。
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