拍卖号：r1195006130

开始时间：08/16/2025 20:17:22

个 数：1

结束时间：08/23/2025 17:17:22

商品成色：二手

可否退货：不可

提前结束：可

日本邮费：买家承担

自动延长：可

最高出价：che********

出价次数：1

明治初期に香蘭社によって製作された盆栽鉢を出品致します。高台にある香蘭社の蘭マークは明治9年頃に使用された銘です。胴部六面に描かれた南画風の絵付けは、明治初年から明治10年代に有田白川に留まり、香蘭社の絵付けを手伝った高柳快堂によるものと思われます。

高さ9.5cmの小品ですが、六面の其々全てに花鳥図・山水図・人物図を丁寧に描きこんだ秀作です。ワレ・カケ・ヒビなどの瑕疵はありません。また、掠れがちな口縁部の金彩も綺麗に残っています。

高柳快堂の略歴を以下に記します。

生文政7年（1824）歿明治42年（1909）卒86
長崎で鉄翁をはじめ清国から渡来した王克三、徐雨亭に画を学んだ。また大阪や京都で篠崎小竹、岡田月洲に詩文を、また中林竹洞、田能村直入、貫名海屋に画を学んだ。明治初年から10年代前半には有田白川に住み、明治6年のウィーン万国博覧会や9年のフィラデルフィア万国博覧会、10年第1回内国勧業博覧会、14年第2回内国勧業博覧会に出品された磁器の絵付けを手掛けた。 15年東京に居住、17年第2回内国絵画共進会に出品し、賞を得る。このころ京橋区竹川町に寄寓。 31年佐賀に帰り、33年10月、皇太子（大正天皇）の佐賀行啓で御前揮毫、＜瓶梅の図）を描いた。

明治陶磁器のブログも書いております。宜しかったらごらんください。
https://karatsu.hatenadiary.com/

尚、私の出品写真と説明文をそのまま盗用して、格安で販売しますという詐欺サイトが最近いくつかあるようです。呉々も騙されないようにご注意下さいませ。私は、オークションサイト以外には出品しておりません。


（2025年 8月 14日 8時 13分 追加）
品物の内側の寸法は以下の通りです。
辺の長さ:4cm
長径(point to point):8.5cm
短径(flat to flat): 7.5cm