
電子サイコロのキットです。
タイマーIC 555 と 10進カウンター4017にダイオードによるOR回路を使って実現しています。
基板のシルク通りにはんだ付けすれば動きますがそのままだと 2と3が変です。
(さいの目の見た目が変なだけで個数は、2と3であっています)
気になる方は回路図と基板をにらめっこして、
一部パターンカットしてジャンパ線で修正すれば普通のさいの目と同じになります。
片面基板でランド(端子)以外はレジストで絶縁してあるので、
配線を追うのは楽に出来て、パターンカット後のジャンパでの修正もやりやすいです。
ジャンパ線ははんだ付け後カットした抵抗などの足で十分対応出来ます。
ケースはないのでケースを作ったり、
ビープ音追加、振動スイッチに変えるなど改造も楽しめると思います。
はんだ付けだけでなく回路図と基板配線を読み取って修正までを体験できるレアなキットと思ってチャレンジしてみてください。
(単なる設計ミスで実際設計者がそこまで考えているたかはわかりません)
修正して期待する点灯状態になった写真も載せていますが、あえて裏面は載せていません。
部品数チェックしていますが、組み立てキットという性質上、動作保証等はありません。
電源は5V前後必要です。
仕様上は
4017 は 3~18V
555 は 4.5~15V
で、電源端子に逆接続保護のダイオードが入っているので 0.6V電圧降下して、ICに給電されます。
充電池3本3.6V (ダイオード差し引いて3V)で試したら動きましたが、555の個体差によって必ず動くとは言えません。
個人的には初歩のラジオに掲載していた松本悟さんのシフトレジスタ4015を使った回路が最高だと思います。
発振回路とビープ音はトランジスタで、サイコロ部分の制御はダイオード等の追加もせず、
シフトレジスタの機能だけで実現されてて、
当時電子工作にハマっていた私は記事を見てスゲー!と興奮していた記憶があります。