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優美な瀬戸焼の二代加藤民吉の貴重な御皿です。
初代民吉が肥前の染付技術を持ち帰り、瀬戸染付磁器の発展を促しました。
民吉の甥である吉次郎が二代民吉として名を継ぎ、文政8年（1825年）には役所御用達に認定され、天保元年（1830年）には帯刀御免の特権を得ました。
器には、コバルトブルーの染付で、波打つ縁に様々な幾何学模様が組み合わさっています。
六角形の蜂の巣模様や点描、魚鱗のような鱗模様が調和よく配置されており、「祥瑞」や「捻文」といった伝統的な美が感じられます。
裏側までびっしり絵付が施され、巧みに配置されたこれらの文様は緻密な仕上がりで、濃淡の使い分けやバランス感覚が見事で、全体として存在感と奥行きを感じさせます。
形状も独特で、特別感があります。
本作品は瀬戸市歴史民俗資料館に所蔵されているものと同手のもので、初代・二代の加藤民吉の真作は非常に希少で、陶磁器の美しさと歴史を伝える貴重な逸品です。
本物保証致します。

（時代）
１８２５～１８６５年頃
江戸後期

（状態）
概ね良好です。
目立たない程度ですが、高台にややほつれが見られます。
古いものゆえ時代変化はご了承ください。

（寸法）
最大16cm×24cm
最大高さ6cm
総重量615g

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