
【詳細】
初版帯付set 芦辺拓 名探偵博覧会シリーズ 真説ルパン対ホームズ/ 明智小五郎対金田一耕助 ミステリーリーグ 原書房刊
真説ルパン対ホームズ 2000年4月25日初版 原書房発行 帯付
明智小五郎対金田一耕助 2002年12月3日初版 原書房発行 帯付 愛読者カード 新刊案内完備
真説ルパン対ホームズ
かの名探偵と怪盗紳士の“ほんとうの出会い”を、1900年パリ万博を舞台に描いた書き下ろし中編「真説ルパン対ホームズ」、アメリカ黄金時代の探偵たちが不可解な殺人事件をめぐって推理を繰り広げる「大君殺人事件またはポーランド鉛硝子の謎」をはじめとして、古今東西さまざまな探偵たちが紙面狭しと大活躍する“芦辺ワールド”の大博覧会!粋なトリックと洒落たギミックで読者をいざなう8編を収録。
(収録作品)
真説ルパン対ホームズ/大君殺人事件またはポーランド鉛硝子の謎/『ホテル・ミカド』の殺人〔改訂版〕/黄昏の怪人たち/田所警部に花束を/7つの心を持つ探偵/探偵奇譚・空中の賊/160年の密室ー新・モルグ街の殺人
明智小五郎対金田一耕助
日本の誇る二大名探偵・明智小五郎と金田一耕助が、商都大阪の殺人事件を舞台に推理合戦。さらにブラウン神父に「高名なベルギー人探偵」、そしてあのクイーンまで、東に西に名探偵がそろい踏み。7編を収録。
昭和十二年、商都大阪-。とある薬問屋の跡目をめぐる争いの中、招かれていた金田一耕助の目前で起こる殺人事件。ところが不可解なことに、殺人者も死体も現場から消え失せたという。金田一は事件の捜査に乗り出し、事件は終幕を迎えたかに見えた。一方、これを新聞記事で知った明智小五郎はある行動を開始した-。探偵小説の名手がおくる、パスティーシュ・ミステリの白眉。
(収録作品)
ブラウン神父の日本趣味/明智小五郎対金田一耕助/フレンチ警部と雷鳴の城/そしてオリエント急行から誰もいなくなった/探偵映画の夜/少年は怪人を夢見る/Qの悲劇 または二人の黒服面の冒険
芦辺拓
1958年大阪市生まれ。同志社大学法学部法律学科卒。読売新聞大阪本社在職中の1986年、短篇「異類五種」が第2回幻想文学新人賞に佳作入選。1990年には『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞した。近作に『綺想宮殺人事件』『黄金夢幻城殺人事件』等。博学多識の本格ミステリ作家として、ファンに広く支持されている。
【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。