【詳細】
初版set 三津田信三 作者不詳/ついてくるもの/七人の鬼ごっこ
作者不詳上巻 2010年12月15日初版 講談社発行
作者不詳下巻 2010年12月15日初版 講談社発行
ついてくるもの 2015年9月15日初版 講談社発行 帯付
七人の鬼ごっこ 2013年9月20日初版 光文社発行
作者不詳
虚構と現実が溶け合う恐怖!!
ふとしたことから入手した、同人誌、『迷宮草子』を2人は読み始めてしまった。杏羅町―。地方都市の片隅に広がる妖しき空間に迷い込んだ三津田は、そこで古書店古本堂を見いだす。ある日、親友の飛鳥信一郎を伴って店を訪れた彼は、奇怪な同人誌『迷宮草子』を入手する。その本には「霧の館」を初め、7編の不思議な作品が収録されていた。
ついてくるもの
実話怪談の姿をした七つの怪異譚が、あなたを戦慄の世界へ連れていく。薄気味の悪い男が語る夜毎の恐怖(「夢の家」)、廃屋から人形を持ち帰ってしまった私の身の上に次々と……(「ついてくるもの」)、同居人の部屋から聞こえる無気味な物音の正体は……
七人の鬼ごっこ
一人の自殺志願者が、多量の血痕を残し姿を消した。男は毎日一人ずつ旧友に電話をかけ、相手が出なければ首を吊る「死のゲーム」をしていたらしいのだが……。やがて、彼の幼馴染(おさななじみ)が次々と謎の死を遂(と)げ始める! 仲間の一人だった作家は、事件を追ううち、心の奥に封印された少年時代の忌(い)まわしい記憶へと辿(たど)り着く。錯綜(さくそう)する推理の先に立ち現れる驚愕の真相とは?
三津田 信三
編集者を経て2001年ホラー作家の棲む家、忌館と改題で作家デビュー。2010年水魑の如き沈むもので第十回本格ミステリ大賞受賞。ホラーとミステリの融合を試みる独自の作風を持ち、注目を集める
【状態】
経年劣化により多少の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、全体的には概ね良好です。