本製品の特徴として、6.5インチのミッドバスの振動板は特殊コーティングされたメーカー独自の繊維ペーパーコーンを採用し、特殊な軽量高剛性バスケットと強磁力磁気回路により、音質や中低音の力感が非常に良好です。
バスケットに関しては背圧抜けや振動特性等緻密な計算と実際の試聴に基づき、ハイエンド機種で一般的に多く採用されるアルミ素材では無く、敢えてアルミでは実現不可能なユニットに適した剛性と形状による独自の特殊強化樹脂製を採用しています。
一見、アルミ製のバスケットの方が良いという先入観もあるかと思いますが、技術の進歩により使用する樹脂材料も様々な硬度や強度的な特性を得られる様になり、逆に使用する材料によっては原材料が高くアルミよりコストがかかってしまいますが、特性もユニット全体や車載特性を考慮した場合アルミバスケットよりも優れた特性と音質を得る事が可能になっています。
実際に非常にハイブランドな高級ブランド製品でも現在では従来のアルミバスケットから特殊な樹脂バスケットへ変更した製品等多く出てきていますので、時代の変化とともにその効果は非常に高いものとなっております。
スコーカーはミッドバスユニットと同一構造と同一素材を採用し、音をより滑らかで自然に、中域のボーカルもより明確で正確となっています。
ツイーターはアルミニウム合金腔体とシルクドーム、ネオジウム磁気回路の組み合わせで、質感が優れ、透明度が高く明るい音質です。
ネットワークは、高価なドイツのMUNDORF(ムンドルフ)製のフィルムコンデンサやブランド独自のコンデンサを使用していたり等惜しみなく高価なパーツを使用し、超高音質で正確なクロスオーバー特性となっており非常に忠実度が高いです。
ちなみに、ムンドルフ製のコンデンサを製品付属のパッシブに標準で採用しているブランドとしては、同社が扱うMicro Precisionや、他にはRS AUDIO等の超高級スピーカーブランドの上位機種が標準で採用していたりします。
音質はもちろんですが、品質についても非常に高品質で、厳格な管理の元要求レベルの高い品質を確保しています。
ラバーエッジの外側をよく見ると、機種名とロットナンバーが打刻されており、品質に関する管理レベルの高さも伺えます。
音質は全体的に一言で簡単に表現すると「人の心に響く」音質となっており、言葉では表せない様な非常に心地良い最高の音質をご体感頂けます。