10CD
廃盤
ジョージ・セル
オリジナル・ジャケット・コレクション!
ベートーヴェン:
交響曲全集
ジョージ・セル(指揮)
クリーヴランド管弦楽団
LP発売時のオリジナル・カップリング&ジャケット・デザインと、最新のリマスタリング(20ビットDSD&SBM)によって、セルのベートーヴェンが鮮烈によみがえります。
84ページに及ぶブックレットにはレアな写真が多数収載されているのもマニアにはたまらないところです。
大編成オーケストラを指揮しながら、極度に引き締まった古典的な造形美をつらぬいたセルのベートーヴェン演奏には以前から定評のあるところですが、奇数番号の作品、とりわけ第3番は、合奏の精度それ自体が一種の凄みを漂わせた演奏として有名なもの。全編、まさに音が立っているという印象で、バランスの良さに加え、そのいさぎよいサウンド造りには終始しびれっぱなしです。
この肥大感を拒絶してひたすら結晶化に向かうかのような傾向は、偶数番号の作品からも独自の清廉な美を醸成することにつながっており、第4番の終楽章など、遅めの進行のなかで明確に表出される音楽の構造、小気味良いテンポ感覚が快感です。
こうした過度なロマン性の排除、膨張した響きに埋もれてしまった構造性と軽快なテンポ感の洗い出しは、後に時代考証派の演奏が目指すところとなるものなのですが、それらが既に、セルの手によってさらに高度な領域で達成されていたということには驚かされますし、さらにここでは、モダン楽器ならではの音の厚みや深み、力強さといった要素まで共存しているのです。このあたりにも“セルのベートーヴェン”が時代の潮流に左右されることなく、常に別格的な地位を確保している一因があるのかも知れません。
なお、CD10には、セルのアシスタントを長年つとめたアメリカの指揮者、ルイス・レーンによる『プロメテウスの創造物』が全曲収められており、当時のクリーヴランド管弦楽団の力量が真に並外れたものであったことを思い知らされます。
CD1
・交響曲第1番ハ長調 op.21
1964年10月2日、セヴェランス・ホール
・交響曲第2番ニ長調 op.36
1964年10月23日、セヴェランス・ホール
CD2
・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
1957年2月22,23日、セヴェランス・ホール
CD3
・交響曲第4番変ロ長調 op.60
1963年4月5日、セヴェランス・ホール
・『レオノーレ』序曲第3番 op.72
1963年4月5日、セヴェランス・ホール
CD4
・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
1963年10月11,25日、セヴェランス・ホール
・モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』
1963年10月11,25日、セヴェランス・ホール
CD5
・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
1962年1月19,21日、セヴェランス・ホール
CD6
・交響曲第7番イ長調 op.92
1959年10月30,31日、セヴェランス・ホール
CD7&CD8
・交響曲第8番ヘ長調 op.93
1961年4月15日、セヴェランス・ホール
・交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
1961年4月15,21,22日、セヴェランス・ホール
CD9
・『エグモント』序曲 op.84
1966年10月8日、セヴェランス・ホール
・『コリオラン』序曲 op.62
1966年10月29日、セヴェランス・ホール
・『シュテファン王』序曲 op.117
1966年10月29日、セヴェランス・ホール
・『レオノーレ』序曲第2番 op.72a
1966年10月8日、セヴェランス・ホール
ボーナス・トラック
・『レオノーレ』序曲第1番 op.128
1967年8月25日、セヴェランス・ホール
・『フィデリオ』序曲 op.72
1967年8月25日、セヴェランス・ホール
以上、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団
CD10
・『プロメテウスの創造物』全曲 op.43
ルイス・レーン指揮クリーヴランド管弦楽団
1967年4月7日、セヴェランス・ホール
コンディション良好。
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