1990年に発売された、
第4世代の 後期型AD-X の未開封品 3本セットです。
3つのタイムバリエーションから選べる3本セットになっています。
(まぁその、元々7バリエーションある内の3つしかないのは在庫的にご容赦を。。)
さて、
1988年から毎年リニューアルされていた後期型AD-Xですが、
今作もカールビンソンのお父さんの顔みたいなデザインでした。
未開封商品外観から少し見えますが、画像検索してみて下さい。
検索ワード 「TDK AD-X カセットテープ」 「カールビンソン お父さん」(←まぁまぁソックリ)
TDKらしい落ち着いた広窓デザインです。
ところで、
後期型AD-Xと言えば、
ラインナップ上のグレードダウンがいつも話題になります。
かつてハイグレードAR の前身 OD の 上位グレードだった AD-X が、
6年後のリニューアルでは、ARの下位グレード扱いに変わってしまっています。
後期型AD-Xはグレードダウンしてしまったのでしょうか。
答えは NO です。
AD-Xが6年の眠りについている間に、
毎回グレードアップを伴ったリニューアルを重ねたARが、
元々僅かのグレード差だったAD-Xを凌駕してしまった結果です。
製品更新毎に、生産コストは下がり、グレードが上がり続ける事で、
ラインナップの格付けが狂ってくる現象は、TDKだけでなく、
どのメーカーにも見られます。
特にSONYは顕著でした。
例えば、ハイポジのUCX-Sの後継は紛れもなくUX-Sなのに、
コストダウンを伴った価格だけで判断されて
後継はUX-SではなくUX-PROが後継だと誤解され、
でもUX-Sの性能は、UCX-Sよりも若干上だという矛盾。
こういった格付け狂い現象がその後更に拡大し、
下位クラスの乱立、格付けの混乱を発生させていきました。
そんな中、TDKがADの名を末永く維持していたのは、
リファレンス指定銘柄としての責任と風格だったのでしょう。
初期のADと後期のADの性能も当然違います。
80年代のデッキでは80年代のADを、
90年代のデッキでは90年代のADを使う事が、
リファレンス選択としての正解です。
AD-Xは、AR系とは違い ADの上位互換としての違和感なく使える優秀なハイグレードとして、
ADのすぐ上に鎮座していたのです。
◆TDK AD-X64 (ノーマル) : 1本 : 第4世代型
◆TDK AD-X54 (ノーマル) : 1本 : 第4世代型
◆TDK AD-X40 (ノーマル) : 1本 : 第4世代型
以上の計3本です。
落札価格 = 3本です。
擦り傷もほとんど見られない、大変状態の良い美麗品です。
未開封のまま並べて置いても、見栄えの良い艶消しゴールドのパッケージ。
開封して録音すれば、
同時期のADの感度特性をそのまま素直に1dB向上させて、
高出力、低ノイズに特化したADの順当な上位互換AD-X、
ADシグネチャーに恥じないハイグレード未開封3本セット。
この機会にお手元にどうぞ。