【 人生最高のシャサーニュ・モンラッシェ 】
1920年代前半、ピエール・ラモネによって設立された「ドメーヌ・ラモネ」。
設立当時からすぐに元詰をスタート、その直後にアメリカ市場に紹介されたことが、
『白ワインを極めるならラモネ』
と、世界最高の白ワイン生産者として今日の名声を得るきっかけとなりました。
初代ピエール氏は1994年に他界するまでカーヴに立ち続けた伝説の人物で、
そのワイン造りの精神は2代目アンドレ氏、3代目ノエル氏にもそのまま引き継がれています。
醸造自体はいたってシンプル。
このドメーヌの名声を支えてきたのは、紛れもなく畑での細やかな作業によって産み出される
『圧倒的なブドウの質の高さ』
に尽きます。
ブドウを長期的な視点で育てているため、各区画のシャルドネはいずれも樹齢が高くなっています。
リュシェットは45年、クロ・サンジャンは65年、
モンラッシェに至っては75年もの高樹齢です。
また、ブルゴーニュにありがちな『お家騒動』を避け、婚姻や相続などによって畑が分割されてゆくのを防ぐために、いち早く親族で会社組織を設立。
これによりドメーヌの名声を後世に受け継ぐ体制を取っています。
ラモネのワインは、口に含むと溌溂とした酸が広がりながらもチーズやバターに似たミルキーな風味が感じられ、
絶妙なハーモニーを奏でる白ワインです。
「シャサーニュ・モンラッシェ」は、フランスを代表する最高級白ワインですが
ラモネのシャサーニュ・モンラッシェはその中にあっては
トップ・オブ・トップであると評されています。
『白ワインを極めるならラモネ』
と言われる所以です。
ロバート・パーカーは、『白ワインを極めるならラモネ以外はない』と断言。
また、厳しい発言で知られるジャーナリストのクライヴ・コーツも
『赤ワインの代表がロマネコンティなら、白ワインの代表はラモネだ』
と大絶賛しています。
こちらの一級畑「レ・ヴェルジェ」は、サン・トーバン寄りの斜面中腹に位置する優れた一級畑。
柔らかな果実味と引き締まった酸が上手く調和する
バランスに長けたシャルドネが生み出される銘醸畑。
熟成はもうすぐ20年。
貴方の白ワインの概念が覆され
『人生最高のシャサーニュ・モンラッシェ』
に出会えるかもしれません。
程よく凝縮された果実味と上質で豊かな酸が心地よく
並のシャルドネとは大きく異なる
豪華で華やかな香りと洗練されたミネラルを備えています。
清涼感と正確さ、筋の通った厚みあるリッチな白は
抜栓の瞬間から豊かな芳香が漂い、
粘性は強くグラスにまとわりつく「足」。
長い余韻が至福の時間を演出します。
他の生産者には決して表現できない「透明感」。
雑味のないクリアな喉越し。
ここから進化を遂げて、飲み頃は果てしなく続くでしょう。
ワインを勉強されてる方なら尚更必須の
『シャサーニュ・モンラッシェの代名詞』
と言える1本です。