
インドネシアはスラウェシ島マタノ湖が原産のポタモゲトン(ヒルムシロ属)で、少し前の冬に都内ショップで購入したものの増殖株です。画像の水槽から状態のいい株を見繕って3本、20センチ前後ほどを水パックで発送いたします。
比較的のびのびと大きくなりやすいポタモゲトンで、ササバモの血が混ざった雑種ではないかと言われています。当方の栽培環境ではかなり細長くササバモらしい節間の長さも目立ちます。
葉の色は透明感がある明るい緑で黄色の葉脈が網目状に走り、新芽は光が強く当たるとなんともいえないオレンジに染まります。葉は柔軟、平滑であまり波打たず、水流によくたなびきます。湖が産地ですがあまり水流は気にならないようです。
導入時は調子のいい水槽にしばらく浮かべてライトに当てておき、根が出たタイミングで根を切らないようにそっと植えると上手く行きやすいです。
トリミングも可能ですがかなり調子を崩し、脇芽が出ないこともあるので気になる場合は根元から切ると良いでしょう。切り過ぎると枯れますが……ランナーで水槽のあちこちから生えてくることがあるので、鉢植えだと管理しやすいです……
底床は砂の方が育てやすいですが、かなりの肥料食いであり綺麗に育てるには少しコツが要ります。CO2はなくても育ちますが、小型になる時とならない時があり読めない草です。
スラウェシ島原産ですが特にpHの選り好みをする感覚はなく、6.5〜上で底床内のミネラルが担保されていれば長持ちする印象です。
初期にプラチナソイルの古ソイルに底床肥料で育てていた際はかなり成績が良く、軟水で繊細になった草姿はなかなか綺麗でした。
基本的には丈夫な水草ですので、よほど肥料切れにならない限りは生きてくれます。藻類の付着には注意が必要です。
スラウェシシュリンプのような底床を分厚く引けない生体の場合は鉢植えにするといいかと思います。産地で揃えるアトラスアクアリウムにも向いているかと。
耐寒性については未検証です。これからの時期冷え込みますので、ヒーターのご用意をオススメいたします。スラウェシ島はかなり温暖なので、18℃を切る環境はかなり厳しくなると予想されます。
涼しくなってきたためプチプチ緩衝材とゆうパケット段ボールでの簡易包装になります。ただ水パックになるため、簡易包装で不安な方はご希望ございましたら一回り大きい箱と追加の緩衝材をお付けしますので、落札前にご相談下さい。
状態の急変した時は出品を取りやめることがあります。ノークレームノーリターンでお願いします。