【アイテム説明】
19世紀後半頃の、ベルエポック期のフランス製の扇子です。
アール・ヌーヴォーに先行する「ロココ」な優美さと、
楽観的で華やかな「ベルエポック」の雰囲気を併せ持つデザインで、
かつ、流れる水の様にカーブに彫ったマザーオブパールやボーンの骨の上部に、
さらにメダリオンを配する凝った骨組みの技術も使われています。
メダリオン内には、リボンで結んだ矢筒や花籠が金彩で描かれています。
どのメゾンの作品か分かりませんが、
量産品ではなく、デュヴェルロワやキースなどの高級な扇子工房のものだと思います
扇子面は羊皮紙(ヴェラム)です。
一見すると紙に見えますが、良く見ると点々の毛根跡があり、
触ると革の滑らかさを感じます。
裏に薄いシルクガーゼが貼ってあるダブル・リーフ・ファン(二重構造)です。
油彩画風の絵は、パステルカラーのグワッシュ顔料を用い、
柔らかな筆致で立体感ある「庭園風景図」が描かれています。
サロン絵画の一場面を凝縮したような画面構成です。
右に古典的な噴水があり、
左手には、ピンク色の薔薇(愛や美の象徴)と、
白い鳩(平和、純潔、愛の伝達者)が見えます。
庭園奥で、木立で佇んでいる女性と、
身をかがめて花を摘んでいる女性も見えます。
豊かなドレープのある貴婦人のドレス姿は、神話的で理想化された女性像です。
「庭園のミューズ」や「優雅な淑女(サロンの花形)」の象徴的な存在として
描かれていると思います。
石造りの柱や壺、噴水は、
人口と自然が調和する美しい庭園が、当時のサロン文化における「理想の社交空間」
であることを示していると思います。
コンディションは大変良いです。
一か所、右のガードの隣の骨にリペア跡があります。
スティックと(リーフを支える)リブを、接着し直した跡があり、
付ける時に、数ミリ高くなったようで、
サイドから見ると、その部分が少し高いです。(画像参照)
良く見なければと気が付かない程度のものです。
開閉もスムーズで、全く影響はありませんので、画像でご確認下さい。
それ以外は、リーフの破れ、汚れ、骨の折れ、ヒビ、その他のダメージはありません。
(微細な経年の痛みや汚れは除く。画像でご確認下さい。)
カーブしている骨は、折れやすいのですが、奇跡的に折れていません。
リードモアをクリックすると、詳細画像に説明を付けておりますので、
ぜひご覧下さい。
シルクタッセルはオリジナルです。
ボックスはオリジナルではなく私物ですが、
アンティークのファンボックス(マッピン&ウェッブ社)で
ぴったり収まりますので、おまけでお付けしています。
大変美しい扇子です。
ぜひご覧下さい。。(^^♪
【サイズ(約)】
ガードの長さ:21.6cm
広げた時の最大幅:41cm
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【お願い】
遠方に、老いた母が独りで暮らしております。
急用で、突然留守にする事があるかもしれません。
その時は、自己紹介欄に帰宅予定日を
書いておきますので、
ご入札前に、必ず御覧になっておいてください。
東京に戻りましたら、
すぐに対応致します。
(入札がない時は、出品を取り消してから
出かけます。)
他にも、
バラエティに富んだアンティークを
色々と出品させて頂いています。
是非ご覧下さい。