(株)ビーグルより2009年に発売された、「機甲創世記モスピーダ」登場のモスピーダ、レイ機です。
先んじて発売されたVR-052F スティック機では、ライドアーマーのインナースーツについて、各部を可動させた際に若干寸足らずとなる箇所がありましたが、こちらのレイ機では素材と寸法の変更により改善されています。
商品の完成度は高く、ほとんどの商品化にあって小ぶりに作られるアーマーバイクが、このビーグル版では劇中イメージどおりのサイズ感で立体化。(ただ、そのためライドアーマー時の自立はできません。)
独自解釈として、アーマーサイクル時のフロントフォークを前腕装甲につなげることでパワーアシストを表現するなど、説得力ある機構を用いているのも特徴です。(画像9枚目)
ただ、それらを実現するために変形工程は複雑にならざるを得ず、感覚的にガシガシと遊ぶことは不向きで、説明書を読み込んでじっくり触り、ポーズをつけて飾るタイプのおもちゃとなります。
ライドアーマーへの変形、装着をきちんと終えると、胸回り、腰回りがぱちっと合うように設計されていますが、特に気にならないようであれば、画像7、8のようにフリーにして、ポージングの幅を広げることもできます。
ディスプレイベースは機能的な造りで、アーマーサイクル時、ライドアーマー時、それぞれで2タイプの飾り方が出来るよう配慮されているほか、不要部分の収納スペースもあります。
またライドアーマー時に自立できないとは書きましたが、ディスプレイベースのアームを一部取り外して、3本目の足として使用することで、この点も解決できます。(画像7枚目)
高額商品ゆえにハードルも高かったでしょうが、イベントにて試作品が展示されていたバートレーの発売が実現しなったのは、今も惜しまれるところです。
購入後1、2度遊んだだけでしまっておりましたが、残念ながら本体は、画像では分かりにくいですが、塗装されていない部分について変色している箇所があります。
外箱も、色あせや焼けはありませんが、一部に破れ、こつれがあります(画像4枚目)
取扱説明書やブリスターなどは汚れや傷みもなく、ディティールアップステッカーも未使用です。
*アーマーサイクルにおいて、フロントカウルがぱっちり合わさってくれない場合もありますが、よく見ると複数のロック機構が備えられていますので、各パーツを正しい位置に配する事で、カッチリとしたシルエットになります。
*画像10枚目を見ると分かりますが、今回検品のため1度変形をさせただけで、ライドスーツのインナー(青い部分)の塗料が色移りしました。ウェットティッシュで拭き取れる程度ですが、気にかかる方は入札をご遠慮下さい。
*同じく画像10枚目の白手袋、こちらの塗装も、接触する相手によって融着する可能性がありますが、普通に遊ぶ分には問題ありません。なお銃持ち手が元々ないため、開き手で代用することになります。
*同じく画像10枚目、この画像だけでは分かりませんが、スタンドの首(灰色部分)は、本来はクリック関節で角度が変えられるのですが、固くなっており、無理に角度変更をしようとすると破損の可能性があるため、精密ドライバで一度バラし、調整をしてあげた方が良いと思います。(この角度のままでも飾っておかしくはないです。)
*同じく画像10枚目、HBTパックが1個不足しているように見えますが、取扱説明書にも記載があるように、4個目は本体に装着されていますので、欠品ではありません。