今回出品は個人的都合で全て過去最安です。
\120,000→\78,000て、かなり古い物ですが三寸以上のサイズで、
見るからに物が違いますので安くしすぎです。
『清弘』の大鉋で鎬付近で約92㎜ほどあります。
鑿の名工の『清弘』の鉋ではないのかなぁ?と思っております。
既にご存じの方もいらっしゃいますが、祖父が宮大工で道具に非常に拘りがあり、『是秀』をはじめ名工と呼ばれる道具をいくつも使用しておりました。
上仕事の際に使用する鉋を保管していた道具箱の中に有名どころの鍛冶の鉋と一緒に保管していた鉋です。
全体的な矢羽根模様の中央に扇型の枠に『金』の刻印、その直下に枠無しで清弘の銘が刻印されています。
以前に同じ道具箱に入っていた同銘の寸八か二寸の中古鉋の刃の性能テストををした動画があります。
上部だけを固定し宙吊りにしたティッシュを繊維を切断するように切り下ろしていくテストで、ある程度まで切り下ろせれば、鋼組織が細かく薄い刃が付く刃物であるといえると思います。
最後まで切り下ろせれば言うこと無しです。
古いので鉋台が痩せてしまっていて、刃先は刃口まで出ず裏金は横幅が突っ張っている状態です。
台はオマケ程度とお考えください。
もしこの台を使用されるのでしたら、押さえ棒を抜いてまず裏金の側面部分に当たる部分と仕込み溝の側面を削って幅にゆとりを持たせないと台が割れる可能性もあります。
その後通常通り背中馴染みなど調整して下さい。
ちなみに画像はありませんが柾目台で丁寧な包み口です。
良い刃物には材も仕立ても拘りを持って仕上げたくなるのが心情ですので、台の仕立てを見ればいかに期待を掛けられている刃物かというのも推測できます。
刃自体は軽くメンテナンスすれば見栄えはかなり良くなるレベルと思います。
未入札の段階の場合、終了時間より前にとりやめる場合もありますので御了承ください。
ご落札の後、評価を参考に連絡や手続き毎に数日を要する・受け取り連絡をされないという取引を何度か繰り返されている方は、申し訳ございませんがこちらの判断で落札者を削除をする事がありますので御了承ください。
錆などもありますので画像をよく精査して頂きノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。