柳宗悦を中心に昭和6年から昭和26年の間に120号を発行した、日本民藝協会の月刊の機関誌、“工藝”の71号(昭和11年11月)です。
発行所は日本民藝協会、制作は昭和11年、1,000部限定の54頁。
表紙は芹沢銈介による装幀で、中の用紙は手漉き和紙が使用されています。
棟方志功の全23点からなる作品“華厳譜”を特集した号で、巻頭にはその内12作品が収められています。
その他、河井寛次郎による“棟方君”、柳宗悦による“棟方のこと”、濱田庄司による“作柄人柄”などが記されています。
表紙に色褪せやほつれ、頁に焼けなどが見られますが、古いものとしては比較的良い状態です。
画像にて状態をご確認の上、ご入札下さい。
棟方志功による題扉のデザインもインパクトがあり魅力的。
河井寛次郎や柳宗悦が同氏について語っており、当時の関係性などが感じられる貴重な資料かと思います。
“工藝”の別号を複数出品していますので、そちらも是非ご覧下さい。
サイズ:縦221、横151、厚さ11
配送:ヤマト運輸宅急便60サイズにて
東京都武蔵村山市からの出品です。
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