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A.R.U. Laboratry PHILIPS フィリップス 20㎝フルレンジスピーカーシステム! 極美品! 超珍品! ペア! オランダの素晴らしい逸品! の出品でございます。
A.R.U.Laboratry製の大変にユニークなスピーカーシステムです!
時々、オークションに出品されている工房さんによるお品ですので、もしかしたらお目にかかった事があるかもしれません。
独自のAcoustic Resistance Unit / 音響負荷器(ARU)を採用した特注のエンクロージャーを採用した高性能な設計が特徴の逸品ですね。
ARUと言えば当時では英・GOODMANSが採用した事でもお馴染みかと思いますが、こちらのお品はそれよりもさらに練り上げた内容のお品であり、WEの757Typeの設計をベースにフロントロード構造と厳選された素材を用いた点が大きな特徴かと思います。
また、内部のユニットにおきましてはオランダの誇る至宝、フィリップス製の20㎝フルレンジスピーカーです!
詳細な型式までは判別がつきませんが、1950年代に業務用モニターとして開発されたものであり、シンプルでありながらも実に性能の高いお品でした。
特に大型のアルニコマグネットとフィックスドエッジを採用した軽量コーンのおかげなのか、非常にレスポンスも高く、ワイドレンジなサウンドにも定評のあるお品です!
また、このモデルは流通する個体の殆どが後期モデルとなりますが、こちらは三角プレートの付いた希少な初期ロッドモデルのようであり、かなりのお宝ではないでしょうか?
実際に聴いてみると、20cmと言う小口径であることを忘れてしまうくらいに粒立ちと立ち上がりの良いサウンドには感動される事だと思います。
無論、レンジ感の広さといい、音の輪郭といい正しくヨーロッパサウンドを代表する音作りです!
音楽もクラシックあたりは抜群に素晴らしく、個人的には、オイストラフやレオニードコーガンなどのヴァイオリニストが好きですが、正しく目の前で演奏しているようなリアリティがあり、トリハダ物です!!
JAZZ無論、すばらしい再現力であり、特に女性物のヴォーカルの生々しい息遣いにも息を呑みます。
正直言って、ALTEC・755やJBL・LE8Tなどの20cmクラスのものと比べてもパフォーマンスは明らかに上手です!
当方、名だたるビンテージスピーカーを聴いてみ来ましたが、ここまで素晴らしいパフォーマンスのフルレンジシステムは滅多にお目にかかりません!
能率もかなり高いようであり、小出力の真空管アンプでも十分にドライブできます!
デザインもシンプルでありながらも、かなり凝った内容であり、非常に完成度の高い逸品です!
材質も軽量かつ響きの良い設計であり、塗装仕上げも含めても申し分のない上質さです!
サイズは 幅300 × 高さ500 × 奥行270(天) 330(底)mmと意外にもコンパクトです。
重さも1台当たり約5㎏と軽量ですので、設置場所には困らいないでしょう。
他には無い魅力ある逸品ですので、ちょっと遊んでみてはいかがでしょうか?
コンディションにおきましては、制作されて間もないお品であり、キズなどの傷みも無く大変に綺麗なお品です!
エンクロージャーの仕上がりも素晴らしく、響きの良さも含めてかなり質感の高いお品です。
ユニットは片方のみにエッジ部に軽微な修復はございますが、極めて極上に近い逸品です!
修復もかなり丁寧であり、末永くお使い頂ける事だと思います。
左右差も感じられず、ペアリングも、申し分のないお品です!
無論、音出しも含めて良好です!
エンクロージャーにユニットの実測のデータを記載したシールが貼付されております。
インピーダンスは5オーム程かと思われます。