エーロ・サーリネン、マルセル・ブロイアーをはじめとする著名なデザイナーらの協力を得、その品質の高さとデザイン性の高さから、
“使われる芸術品”と称される高級デザイン家具を世界中に向けて発信し続けている、アメリカの老舗高級家具メーカー【Knoll(ノール)】社。
今回はそのKnoll社から、バルセロナチェア、ブルーノチェアなどの名作チェアを手掛けたことでも有名な
【ルードウィッヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig Mies Van Der Rhoe, 1886～1969)】の【チューブラーアームチェア】を御紹介します。
ミース・ファン・デル・ローエは、20世紀の建築界を代表する3大巨匠(ル・コルビジェ、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエの3人)
の1人として、今尚多くの崇拝者を従えるたいへん有名な建築家。1930年からは名門バウハウスの学長も務め、
20世紀のデザイン界・建築界に多大な影響をもたらしました。
この【チューブラーアームチェア】は1930年に旧チェコスロバキア、ブルーノのトュウゲンハット邸の為にデザインされました。
このチェアはミースの代表的建築であるトュゲンハット邸の特徴とも言える、画期的なシンプリシティを体現した作品で、 完璧にデザインされたフレームと、背と座で厚さの違うクッションを使用し、
シンプルな方式のパイプチェアで、背もたれ部・座部には厚みのある上質なファブリックが張られています。
前方で大きく円を描くように湾曲したスチールパイプの前脚のバランスが素晴らしく、モダンで高級な雰囲気にまとまっています。
3大巨匠の作品と合わせたり、リビングの1点ものとして使用したり、スタジオ・ラウンジ等でオブジェ的に利用したりとさまざまな楽しみ方があります。
かなりお薦めの1品ですので、お見逃しなく!!


※メーカーラベル等は残っていませんが、正規品保証いたします。
コンディション：中古のため写真のように使用感、傷、汚れはありますがその他は全体的に美品です。


サイズ横57センチ奥行き60センチ高さ80センチ座面高さ44センチです。

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