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#暗号戦争

インターネット、電子マネー、プライバシー…。電子情報社会の中でセキュリティは守られるのか。戦中・戦後の歴史を動かした暗号と隠されたその真実。そして暗号開発競争の舞台裏など、現代の暗号の役割と重要性が今、明らかに！「暗号関連用語集」付き。

暗号は戦争の歴史とともに発展してきた。戦後の冷戦時代も、情報戦略のために暗号が工夫されてきた。しかし、インターネットの登場により、暗号の大衆化が進み、これまで、軍事・外交など限られた分野で使われていた暗号が、一挙に私たちの身近なものになりつつある。もはや、暗号は歴史の裏方ではなくなったのである。人類の歴史で、これほど劇的な変化を遂げたものも珍しい。　本書では、第２次世界大戦で、暗号が果たした役割を、大島（駐独大使）情報にまつわる新情報も盛り込みながら解き明かし、冷戦下の国家安全保障局（NSA）の役割、
情報を制するものが世界を制する！暗号の過去といまを最新の資料で描く書下ろしノンフィクション。電子マネー、プライバシー、企業の機密保持。電子情報社会の中でセキュリティは守られるのか。戦中・戦後の隠された歴史を踏まえ、暗号の重要性を文化系の目でわかりやすく解説
第１章　第二次大戦の暗号戦略（日本外交暗号の漏洩と日本の危機管理；ウルトラ対エニグマ―英独暗号作戦　ほか）
第２章　冷戦時代の情報戦略と暗号（世界最大の情報機関、ＮＳＡ；冷戦時代の暗号戦争）
第３章　インターネットの登場と暗号の大衆化（暗号解読に由来するコンピュータの起源；電子ネットワーク社会と暗号戦争）
第４章　現代の暗号とその主役たち（ネットワーク犯罪と暗号技術；最先端の暗号技術と情報世界戦略）

#吉田 一彦【著】
裏表紙に他の本の文字写りあり

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