
当方,廃業した鍛冶屋です.
趣味で,溶接を広める為,たまに,一般家庭でご使用頂ける様に,すぐに使えて信頼できる溶接機のセットを安く販売しています.
元々予備機のつもりで確保していたのですが,前回お問い合わせ多数につき,新たに仕入れを行いました.
【溶接機本体】
インバーター式,単相100V対応,炭酸ガス対応,半自動溶接機.
まともに使える半自動溶接機としては世界最小レベル,最新機種です.
通常,このサイズ,この価格帯では,いわゆる3in1のノンガス機となりますが,こちらはなんと,炭酸ガスが使えます.
炭酸ガス溶接はノンガスに比べて,異次元の扱いやすさと溶接品質ですので,初心者の方ほど強くお勧めします.
もちろんノンガスでも使えますので,最初はノンガスで試してみて,のちに炭酸ガスにアップグレードするのが良いと思いますが,こちらを買っておけば,後々に溶接機本体を買い換える必要はありません.
ただ,出発点がそもそもノンガス機に半ば強引に炭酸ガス機能を追加したみたいな機種ですので,トーチはコシのないノンガス用にチューブを追加しただけのものだったりと,溶接機を知っている人間からすれば,ツッコミどころはあります.
コシのない分,送給に支障が出ない為にか,トーチは短めです.
それでも,炭酸である事には変わりなく,ノンガス機には超えられない壁がありますので,同じ価格帯で買える溶接機としては,こちらは唯一無二のものとなっています.
確かに似たような見た目,価格帯の機種は腐る程あります.しかし,プロの目線から見て,同価格帯で一番使えるのは間違いなくこの機種であり,競合製品は現時点では他にまったく見当たりません.
本当に炭酸へのアップグレードをご希望される方には,使用出来るボンベとその入手方法,安いレギュレターと変換,レギュレター内蔵のAC仕様のヒーターを外部アダプタ化する為の情報,運用上の注意点などをまとめたテキストを無料でメールでお送りします.
恐らく,未経験者では,ボンベやレギュレターを自力で揃える事は,不可能とは言わないまでも,かなりの下調べと勉強代が必要になりますが,私の情報があれば,その全てをスキップ出来ます.
通常,2万~2.5万くらいの追加の投資で炭酸へのアップグレードは可能です.
最後の写真は,手棒と炭酸の比較です.
手棒溶接は,うまく扱える人でも,グラインダー等でノロやスパッタの除去は避けられませんが,炭酸ガス半自動は全くの後処理を必要としません.溶接時にスパッタは飛びますが,母材への付着はほぼゼロです.
検品(動作確認)済みの新品です.
ムラのある中華製ですので,この手の溶接機を扱い慣れた私が,直に一台ずつ責任を持って動作確認をしております.
特にこの機種の弱点としては,内部のガス配管の締め付けが甘く,シール不良でガス漏れする事があるのと,トーチのスイッチが物理的にうまくハウジングに組み込まれておらず,動作不良を起こす事が稀にあるので,その辺を重点的にチェックしています.
半自動,MMA共に実際にアークも出してチェックしています.
チェックの際,ノズルとコンタクトチップ,アースケーブルは手持ちのものを使用したので,それらは未使用です.
付属品は本体,トーチ,手棒用トーチ,アースケーブル,ノンガスワイヤー,炭酸用ホース類,マニュアル等,デフォルトで付属しているもの全て(未使用)です.
半自動ですので,完全初心者でも使えます.しかし,溶接はそれなりに知識と経験が必要で,勉強する必要がある為,出来上がるものの品質については,ユーザーの腕次第です.
私としては,これで仕事をしろと言われても,殆ど問題なく使えるレベルだと思っています.
唯一,これだけは気になる,という点はあります.
それは,写真の様に,ハンドルとヒンジがデフォルト状態で干渉していて,片側にはうまくぺったり倒せない事です.
ちょっと考えれば解りそうなものですが,反対側には倒せますので,中華的にはそれで良いと思ったのでしょうか?(笑).
気になる場合は私の所持機の様に,適当に鉄で固定式のハンドルでも作ってあげて下さい.
以上よろしくご検討下さい.
ノークレーム・ノーリターンでお願いします.
評価が低い方はお断りする事があります.