
PINK FLOYD / THE PIPPER AT THE GATES OF DAWN demix「夜明けの口笛吹きデミックス」(CD)意欲的作品!最高のサウンドに生まれ変わった!
ドラムが埋もれることはなくなり、グループのサウンドがはるかに良くなりました!マスターの4トラックリールは破棄された為、新たにリミックスされることは永久にありません。なのでこのデミックスをぜひお試しください。
01. Astronomy Domin
02. Lucifer Sam
03. Matilda Mother
04. Flaming
05. Pow R. Toc H.
06. Take Up Thy Stethoscope and Walk
07. Interstellar Overdrive
08. The Gnome
09. Chapter 24
10. The Scarecrow
11. Bike
Bonus:
12. Arnold Layne
13. Candy and a Currant Bun
14. See Emily Play
15. Apples and Oranges
16. Paintbox
ここに、ビートルズのリミックスよりもさらに一歩、二歩も先へ進んだ、私からのもう一つの大胆な実験があります。 この新しいリミックスは、オリジナルのステレオ ミックスとモノラル ミックスの両方の要素を統合しています。これにはいくつかの理由があります。1つは、モノラル・ミックスにはステレオにはない優れた要素が含まれていることです。もう 1 つは、主に音楽中のステレオ・パンニングの動きが原因で、ステレオからの抽出が常に使用できるとは限らないことです。これは、完成までに2週間の集中作業を要した難しいプロジェクトでした。オリジナルの 4 トラック セッション テープは、Matilda Mother を除いて 1967 年に破棄されたため、公式リミックスの可能性はなくなりました。
私が最初に Interstellar Overdrive に取り組み始めたのは、そこからどうすることができるか試すためでした。私は、ステレオとモノラルのミックスを手動で同期させてから、どちらか一方を個別に抽出することを行いました。理論上はうまくいかないはずであるにもかかわらず、最終的には、主にステレオから生成され、モノラルのオルガンとギターを統合した満足できるミックスができました。曲の終わりは、うまく抽出する為にステレオ バージョンをモノラルに変更する必要がありました。(抽出するため)したがって、ここで聞こえるのは、中央と左にそれぞれステレオ ミックスのドラムと楽器、右にモノラルの楽器です。仲間の Syd ファンにこれらの方法について賛成を得た後、私は他のトラックでも同じ方法で進めることにしました。しかし、すぐに新しい問題が生じ、自分が何をしようとしているのか何度も疑問に思うようになりました。思いつく限りのテクニックやアイデアを使ってなんとかやってみて、それが価値があるかどうか見てみようと思いました。ここでのミックスはほぼすべて、ステレオ バージョンのドラムと楽器を中心に構築されていますが、Tr 02-04 ではモノラル ミックスをメインとして使うしかありませんでした。ステレオ イメージングの柔軟性が低くなるだけでなく、忠実度も低下します。結果はそれを考慮すると良いのですが、少しファンキーに聞こえるかもしれません。さらに、ボーナストラック 12-14 はモノラル録音としてのみ流通しているため、これらにはより原始的なステレオ イメージを作成する必要がありました。ボーカル、ベース [中央]、ドラム [左]、ギター、その他 [右]。
Piper at the Gates of Dawnは、間違いなく私の史上最高のレコードのトップ 5 に入ります。この結果にとても満足し、誇りに思っています。ドラムが埋もれることはなくなり、グループのサウンドがはるかに良くなったと私は思います。フロイド純粋主義者は近づかないほうがいいでしょう。しかし、現在のテクノロジーに寛容で、このアルバムを愛するファンなら、試してみてもいいかもしれません。お楽しみください!
ジャケット写真も美しく、それを活かす為グロスコーティング紙ジャケット仕様で帯も国内盤オリジナルの様なカラーリングになっています。
限定プレスCD