高校数学でわかる光とレンズ 光の性質から、幾何光学、波動光学の核心まで ブルーバックス
竹内淳 著
私たちの周りには「光」が満ち溢れています。
その光によって、私たちは周りの世界を見ることができます。
そして、レンズを使ったさまざまな光学機器の発明により、
私たちが見ることのできる世界は、はてしなく広がりました。
本書では主に、光を光線として扱う幾何光学と呼ばれる分野を解説し、特にレンズの働きを明らかにします。
光学機器として、現代において大活躍しているカメラやメガネ、そして望遠鏡、顕微鏡、
それらのレンズに関する物理を基礎から解説していきます。
本書は、大学の学部レベルの光学の基礎的な知識と体系を、
高校数学の知識を身に着けていれば理解できるように工夫してあります。
大学で光学を学び始めたばかりの学生のみなさんや、
大学の光学をはやくのぞいてみたい高校生のみなさん、
そして少し本格的に光学を勉強してみたいと思っている
社会人のみなさんのお役に立てるものになっています。
「カメラのF値ってなに?」「写真を撮るとき、背景をぼかすしくみは?」
「望遠鏡は上下が逆に見えるけど、双眼鏡はさかさまにならない」
「顕微鏡の対物レンズ、接眼レンズって?」など、
科学ファンのみならず、シャッターチャンスを狙うカメラファン、
夜空を楽しむ天体ファン、顕微鏡をのぞく生物ファンの好奇心にも応えます。
定評のある「高校数学でわかる」シリーズの記念すべき10作目!!
・中古品としては比較的にきれいな状態です。ただし、多少傷や経年劣化がある場合があります。
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