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【読みどころ】
新型コロナウイルスが世界を襲い、注目を集めたのが「リーダー」の在り方ではないか。
日本においては安倍晋三首相や、吉村洋文大阪府知事をはじめとした地方自治体の首長、海外に目を向ければメルケル独首相やクオモ・ニューヨーク州知事などのリーダーシップの是非が語られた。
世界が新型コロナを短期間で克服できないのは明らかで、私たちは新常態=ニューノーマルの時代をいかに生きるかが試されている。
本特集では、これからの時代に求められるリーダー像とリーダーシップの在り方を多角的に論じた。
山内昌之氏は徳川家康を例に挙げて「危機の指導者」の要諦を説き、冨山和彦氏は「嵐が過ぎ去るのを待つ経営者は愚の骨頂」と喝破する。
特別企画は「『第二波』と戦う構想力」。とくに東京都内の感染者数が増加するいま、私たちは「第二波」にいかに向き合い、来る試練を乗り越えるべきか。
そのほかの企画では、Zホールディングス社長/ヤフー社長の川邊健太郎氏が「コロナ禍とデジタル」について語り、BLM運動で揺れる米国を世界的経済学者であるダロン・アセモグル氏が分析する。
★もう少しお付き合いください。↓
【8月号目次】総力特集:「新常態」を制すリーダーの条件
恐怖に克つ「危機の指導者」の要諦 山内昌之
トランプは米国分断の「拡大鏡」 村田晃嗣
強い国会が「令和デモクラシー」の鍵 清水真人
政治における委任とリーダーシップ 河野 勝
民主社会の正統性が問われている 森本あんり
昭和を破壊できない経営者は去れ 冨山和彦
リーダー不在の世界に起きる変化 イアン・ブレマー
【巻頭インタビュー】
自由な社会とデジタルの未来 川邊健太郎
【特別企画:「第二波」と戦う構想力】
日本型「ハンマーとダンス」の構築を 國井 修
「思考の距離戦略」としてのゾンビ考 谷口功一
コロナとの闘い、自殺対策を急げ 河西千秋
理系の限界、人文系の沈黙 與那覇潤
【連載 ほか】
・新時代ビジョン研究会
謎の国・日本を言語化せよ 大屋雄裕
・教育国際化の最適解は九月入学か 中室牧子
・やはり絵空事だった南北朝鮮融和 牧野愛博
・コロナ後、日本はデジタル資本主義の強者たれ! 竹中平蔵
・人は病に勝てる。『大奥』に込めた希望 よしながふみ
・アメリカの深い闇 ダロン・アセモグル
・賢慮の世界史〈5〉
インターナショナリゼーションの時代 佐藤 優&岡部 伸
・中国vs.世界〈5〉〈オーストラリア〉
「諍友」が許してしまった介入 安田峰俊
・「社外取締役」から考える日本企業の未来〈3〉
社外取締役に求められる資質 古田英明
・教養としての映画〈3〉
古典的名作から学ぶ鑑賞法 伊藤弘了
・いじめは進化における自然淘汰なのか デイヴィッド・S・ウィルソン
・令和の事業家
「苦しみ」は感動のための準備 溝口勇児
・著者に聞く
ジョブズを変えた禅僧の生き様 柳田由紀子
・ニッポン新潮流〈歴史論争〉
第一次大戦と米国の反ドイツ感情 渡辺惣樹
・ニッポン新潮流〈政治外交〉
なぜBLM運動が広がったか 三浦瑠麗
・ニッポン新潮流〈現代社会〉
災禍は終わらない 開沼 博
・ニッポン新潮流〈日本文化〉
疫病と「おもてなし」精神 舘鼻則孝
・西南、南西、テレビ風〈46〉
京都の夏の風物詩を楽しむ 結城豊弘
・歴史家の書棚〈2〉
熊本史雄『近代日本の外交史料を読む』 奈良岡聰智
・巻頭言〈第32回〉
戦後日本の宿題シリーズ(4):真の「国会質疑」を活性化させよ 宮家邦彦
・私日記〈第247回〉
麻雀は仕事か 曽野綾子
・文明之虚説〈第32回〉
子供が消えゆく国 渡辺利夫
・東京の聖地〈13〉
聖路加国際病院
写真・文/岡本亮輔
・土木を撮る〈28〉
オトンルイ風力発電所
写真・文/西山芳一
・令和の撫子〈15〉
徳田英恵
撮影/川島伸一
・Voiceブックス
編集者の読書日記
・Voiceシネマ
編集者の映画三昧
・Voiceレター
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