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【模写】曾我蕭白・中国仙人図③ 屏風はがし まくり 捲り

曾我蕭白の印がありますが、未鑑定品であり，極めなども付属しておりませんので，【模写】として出品させていただきます。中国仙人図六曲一双金屏風からの捲りの内の1枚と思われます。
●作品サイズ：約 56x131cm
●コンディション：当然ながら経年による傷み・スレ・虫食いや変色が見られますが、時代を考えるならば，良好な部類と見受けられます。また，巻いた状態で保存しておりましたので，巻きグセ，ヨレなども見られます。（巻きグセについては，平なところで平置きし，傷がつかないよう気を遣いながら重しなどを置いておけば戻ると推察されます。）
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【作者について】
曾我 蕭白（そが しょうはく、 享保15年（1730年） - 天明元年1月7日（1781年1月30日））は、江戸時代中期の絵師。蛇足軒と自ら号した。高い水墨画の技術を誇る一方、観る者を驚かせる強烈な画風で奇想の絵師と評される。
　曾我蕭白は生前に残された資料が少なく、その生涯について不明な点が多かった。しかし、明治に入ってから蕭白についての聞き取り調査を行った日本画家の桃澤如水、昭和に入ってから『奇想の系譜』を著した辻惟雄らによって大きく研究が進んだ。
現在までにわかっているその実像は、早くに両親を亡くし、生まれた京都を住まいとしながらも伊勢（三重県）、播州（兵庫県）など各地を巡って作品を残す絵師であった。伊勢も播州も木綿の産地であり、実家の丹波屋が紺屋（染物屋）であれば、そのつながりを頼ったのではないかと推測されている。
　誰に絵を学んだかも明らかな資料は出てきていない。しかし、はじめは近江国（滋賀県）の絵師、高田敬輔（たかだけいほ）に学び、後に曾我派の祖・曾我蛇足を慕って、自ら「蛇足十世」と名乗ったとする説が有力だ。

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