レコードの作曲中にエレナがカリフォルニアで出会った人物への切ない気持ちを歌うラブ・ソング「Be On Your Way」を筆頭に、イゴールが初めてボーカルとして参加した「Future Lover」や「Swim Back」、エレナの歌声が美しくブラス・カルテットが温かみをもたらすバラード・ナンバー「Neptune」などの全12曲が収録されており、盟友ジョセフィーン・スティーヴンソンによるオーケストレーションと共にロンドンのストリングス・オーケストラ、12アンサンブルが作品を通してフィーチャー。様々な人の感情を揺さぶる深淵な表現活動を続けてきたバンドにとって、最も光が差し込むアルバムとなった。