除籍本 美女たちの日本史 単行本 永井 路子(著) 単行本 1010
女帝、国母、女戦国大名など歴史の中で実力を発揮し、時代を左右した女たち。従来の男本位の歴史の見方を排し、独自の視点により新たな人物像ともう一つの新しい女の歴史を描く。
□図書館除籍本
*出品の除籍本には、ほぼすべての本の、表表紙、裏表紙、底面、背面には、
図書館の管理番号シール・図書館バーコードシール・図書館印印字があります。
*ブッカーと呼ばれる透明のブックカバーで保護されてます。
*経年によるヨゴレ、変色あります。
*中ページに使用されてる紙は材質がよいので経年を感じることなく読みやすいです。
(見て感じたとおりをお伝えしてますが、状態評価には個人差がありますので参考程度にお考えください。)
*読めればいいと言うおおらかな方お待ちしてます。
□古本・除籍本をご理解のうえお願いします。
読後レビュー
「美女たちの日本史というタイトルですが、出てくるのは美人ばかりではありません。日本史の教科書では地味な存在だけど歴史の中では実は影響があった女性たちの話です。
国母として、乳母として、妻として、実は政治にも力をもっていた、という人物がたくさん出ています。お姫様はただおしとやかなだけのイメージがありますが、実はなかなかしっかりしていたようです。
作者はフェミニズムのつもりはないそうですが、私は少しフェミニズム臭を感じます。今の世だってこんなにたくさんマザコン男がいるのですから、もちろん影では女性の力もあっただろうとはおもいます。でもちょっと「だからどうしたの」とは思います。歴史はたくさんの脇役によって動かされているってだけの話じゃないか,と思ったりします。それを女性に注目しているのでフェミニズム臭を感じます。
むしろこの本にたくさんでてくるしっかりしていて政治的手腕があって発展に力を注いだような人よりも、そうでない話が面白かった。
この本はNHKのカルチャーアワーで語られていたのを本に直して収録したものだそうです。暖炉の脇でのお話をイメージして書かれたそうで,「ご存知ですか、元正女帝」というような語り口です。」
・出品タイトルの最後の数字は商品管理番号です。