
ご覧いただきありがとうございます。こちらの商品は、アルモデル(キングスホビー)のスハフ43 10番台を2両とスハ44 近代化を3両に加えてKATOのスハ44を1両、そしてEF58 ブルートレイン色の合計7両編成のセットになります。
【加工点】
◎スハフ43 10~、スハ44近代化 (アルモデル製, 真鍮製車体)
・帯色はジェイズ月光クリーム色で塗装、車体色はジェイズスカ色青色で塗装
・屋根,ベンチレーターと窓サッシは銀色で塗装
・乗降デッキ上「2等」表示貼り付け済み
・内装仕切り、車両仕切り扉などはGMクリーム10号で塗装
・スハフ43 10はテールライトレンズ及び標識灯円盤取り付け済み
・スハフ43 11、スハ44 7、スハ44 1はデッキ扉が前になるように座席を配置
・スハ44 2、スハフ43 12はデッキ扉が後ろになるように座席を配置
・ツヤのある光沢仕上げ
◎スハ44 32 簡易体質改善車 (KATO製、プラ製車体)
・車体色はジェイズぶどう色2号で塗装
・屋根,ベンチレーターはジェイズ暗い屋根グレー用灰色で塗装
・乗降デッキ上「2等」表示貼り付け済み
・デッキ扉が後ろになるように座席を配置
・ツヤのある光沢仕上げ
◎EF58 ブルートレイン色 (KATO製 品番3020-7)
・デッキ握り棒を銀河モデル製金属パーツに交換
・ブレーキ管を3Dプリントパーツで再現
・車番「EF58 116」取り付け済み
【実車について】
実車は昭和26年に特別急行用の固定クロスシート3等車として作られたスハ44で、特急「つばめ」「はと」「かもめ」「さくら」「はつかり」などに使用された後、昭和35年に観光団体専用列車や急行などに使用される為に座席に方向転換機能を付け、近代化改造工事が施工されたスハ44及び緩急車化改造を施したスハフ43 10番台です。
昭和35年にスハフ43 10番台が2両と、スハ44が4両で構成された観光団体専用列車が登場し、東京から京都などを経由しれ伊勢へと向かっていました。
体質改善施工車の、アルミサッシ化された青色のボディの下部にクリーム帯の入った塗装はよく観光団体色とも呼ばれていますが、国鉄の制式名では特急色となっています…が、この塗装・この形態で特急に入ったのは恐らく「臨時みずほ」「臨時あさかぜ」ぐらいで定期運用としては専ら急行列車、或いは準急、または観光団体列車での使用でした。
観光団体専用列車は昭和36年からは両数が6両から5両(多客時は6両)に減らされ、急行「出雲」などにぶら下がって東海道線を走破する運用へと変化します。
昭和36年に体質改善が施工されたスハ44 23~34は観光団体色にはならず、原型ドアに原型窓枠でぶどう色2号での出場(内装は転換可能に改造済み)となっていました。スハ44でアルミサッシになった車両は昭和35年施工のスハ44 1~8の8両のみに留まっています。(スハ44 9~22はドア交換・側面窓アルミサッシ化の上で緩急車化しスハフ43 10番台に)
実際には観光団体色のみで構成された列車はおらず、ほぼぶどう色の車両が混ざっていたとの事で今回は観光団体色×5+ぶどう色×1の編成としています。
観光団体専用列車はもちろん、適宜抜き出して急行「銀河」などの再現にもどうぞ。
(2025年 11月 10日 22時 10分 追加)着脱可能な「みずほ」テールマークもオマケとして付属します。幌の間に差し込むようにしてご利用下さい