登録品種の桃薫の実から取った種を種蒔きしました。
♀は桃薫ですが、♂は不明です。多分、自家受粉してるのがが多いと思います。
春に実生苗を販売していましたが、自分用に残して置いた苗からランナーで増やしたものです。
桃薫ではないのでご注意ください。
画像は代表です。7.5cmポットにランナーを受けています。
送付は宅急便コンパクト(厚さ4cm) ポットのまま送ります。
ランダムに3株選び箱に入るように、少し潰して入れます。親は重複が無いように3系統入れます。
ランナーは親株別に管理しているので、3系統各1株、計3株になります。
炎天下の露地に防草シートを引き、その上で栽培しましたが遮光はしなくても枯れる事なく育ちました。
桃薫は16粒入り10000で販売される事もある高級いちごです。
この苗や苗から収穫したいちごを、桃薫として譲渡、販売する事は出来ません。
また、品種登録はできないと思われますのでご了承ください(種苗法:登録前の譲渡)
■「桃薫」の育成コピペ
桃薫は、農研機構野菜茶業研究所と北海道農業研究センターが育成し、平成23年10月に品種登録されたいちごです。
芳香性の高いいちご品種はすでに育成されていましたが、見栄えが悪い等の欠点、収量性が低いことから一般の店頭で販売されることはほとんどなく、専ら家庭園芸用でした。「この香り高い果実を多くの消費者へ届けたい」という思いが、桃薫の育成に取り組むきっかけとなり、果実の外観と収量性の改良に繋がったのです。
桃のような甘く芳醇な香りが隅々まで漂う(薫る)様子をイメージし、各地に広く普及していくことを願って命名されたという桃薫。いつも食べているいちごとは全く違った味わいで、一口食べると衝撃を受けます。
■「桃薫」の特徴
一番のインパクトは、何といってもその香りです。桃薫には、桃やココナツ、カラメルのような香り成分が多く含まれているため、今までのいちごとは違った風味が楽しめます。淡い色合いも目を引き、果実はやわらかく切り口は白色。まさに桃のような味わいです。
また、生育が旺盛で花数が多く、厳冬期でもあまり株が小さくなりません。収穫開始時期は遅めですが、春までの全期間の収量は多く、収量性に優れています。