イチジク 品種ブラックマデイラJFE幼苗(収穫確認済み)

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イチジク 品種ブラックマデイラJFE幼苗の出品です。一枚目の写真が実と葉の写真で、二、三枚目がお送りする幼苗の写真で基本的に出品日当日か前日の写真となります。それ以降の写真は、この苗木の親木の写真で、実の写真はこの親木で収穫したものです。

幼苗は送料が最も安いと思われる宅急便コンパクト(400円台から)を利用します。苗は小さくても育成後は立派な成木となります。幼苗流通は欲しい品種を安く入手する良い方法で、幼苗の場合なら、宅急便コンパクトでも基本的に2苗までなら同梱も可能です。しかし、幼苗は成長過程の苗です。それなりのリスクもありますので、入札される場合は本文末の”挿し穂と苗(幼苗含む)の違いなど”を必ずお読みください。

以下、品種説明です。
ブラックマデイラJFEは、黒イチジクの品種で、ダークベリーのフレーバーを持ち、独特の甘くフルーティーな香りがあります。果肉は赤みがかったピンク色~深紅で、種が少なく食べやすいです。この品種はJust Fruits and Exotics というフロリダ州クロフォードビルの有名な苗会社が一手に販売したものです。実の形も色も味もブラックマデイラとほぼ同じということで、ブラックマデイラとして売られていました。しかし葉の形状があまりにも違いすぎ、品種鑑定の結果ブラックマデイラのシノニムではないことが判明しました。それでも「味はこちらの方が美味しい」という栽培者も多く、人気なことは変わらず、その後もJF&Eはブラックマデイラとして販売しましたが、識別のためイチジク界ではJFEを付けて区別するようになりました。

実際に栽培した感じでは、主幹が真っ直ぐに伸びる自立タイプではなく矮性です。それと栽培初年度の葉は薄く、大きく切れ込む葉先が長いタイプですので葉先は垂れやすく育ちます。大きく垂れた場合は水切れですが、普通に少し垂れている場合はそれで正常です。そういう見かけ上の危うさはありますが、スミスなどと異なり、結構丈夫な品種で栽培成功率は高いです。

根域制限気味に栽培すれば二年目で各葉元に実を付け、生理落下も少なく、写真の通り安定して実をつけました。初成り実ではありましたが、先端のマットな黒の外皮質感、蜜で覆われた果肉の感触、そして何よりも素晴らしく甘く、深い複雑なフレーバーの食感はブラックマデイラを凌ぐ、あるいは同等と言われるJFEに間違いはないと思います。実だけではなく葉の形状も含め、ネットで得られるJust Fruits and Exoticsの情報と精査しオリジナルであると認識しています。下のリンクのフィグデータベースでも葉と実の形状を確認できます。www.figdatabase.com/variety-details/45/black-madeira-jfe

マデイラアイランド系BM(BMKK、BMFP、MIBなど)は(最近までの海外情報によれば)高温、乾燥エリアでないと生理落下、降雨により裂果、温度不足による未熟果、不均一成熟などが言われています。もし、そういうことを経験されたエリアの方には、このJFEは有効と思われます。関東エリアでの栽培ですが、実も大きく、収穫後期になるほど実が小さくなってくることを経験していますが、これはその傾向もごく少ない感じです。降雨による裂果もありませんでした。8月初旬まで幼果が付きましたが、全て完熟しました。

現段階でのこの品種の評価というか私の気持ちを言えば、(例えば私がスペース制限されているなどの環境で)3本だけ鉢植栽培して良いと言われれば、3本ともこの品種を選ぶかもしれません。実が小さいのはいりませんし、外見が悪いのもいりません。果肉が見た目でも美味しそうでないのもいりませんし、甘いだけのもいりません。毎年確実に数十個は収穫したいですし、その能力があると思われるのはこの品種です。もし鉢栽培だけ可能、1、2本しか置く場所無いという方なら、これが最高の候補になると保証します。

2025年8月栽培追記
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栽培5年目の親木は3月後半から展開開始するも、挿木二年目は三月初旬からと早い傾向。いずれも各葉元に花芽が出る豊産安定性を示す。2年生は7月中旬ごろから、5年生は下旬ごろから実の肥大が始まり、酷暑のせいか早く完熟してしまう。不幸にも長く雨にあたった実は裂けないけどふやけ気味で、本来の味は出ない。雨だけでなく真夏の直射日光も美味しい実を作る上でマイナス。環境が許せば夏期は日陰栽培が良い。2年生は小さな体でも付いた実はすべて熟さす方向で頑張ってしまう。生理落下しにくい素性なので、できれば2割程度は間引いた方が良い。2年生はまだ細い枝なるも平均60g程度の大きさを保つ。実の付き方によるが多い場合は4割程度は間引いた方が良い。5年生以上は着果すべて収穫しても良い。肥料だが、鉢栽培では一般的なパラパラ巻く追肥は酷暑と給水頻度が多くなり早く肥料抜けるから、マグァンプのような半年から一年持続するコーティングの元肥を追肥転用が鉢での安定栽培の裏技。やはりこの品種が一番お薦め。外皮黒の品種は内外多数あれど、サイズ、酸味と甘みのバランス、安定した豊産性、この品種がトップの印象。
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2025年10月20日追記
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BMJFEの過去の落札者の方から「この品種の本当の名前は何ですか? クレームではありません、本当の品種名を知って育てたいのです。」というコメントをいただきました。この方が何故このようなコメントをしてきたのか気にはなりましたが、とりあえず私の方からは「これはBMJFEです。世界のイチジクの品種判定の基本であるfigdatabeseにBMJFEは登録されていますので、ご自身で比較確認してください。」と回答しました。これを機会に改めて葉の形状や実の外皮や果肉を比較しましたが、きわめて同一です。
https://www.figdatabase.com/variety-details/45/black-madeira-jfe

問題は、なぜ突然、このような疑問を持たれたのか?ということですが、少し前の時期にイチジクの動画配信をされている方が、その中で「葉が寄れているようなものは偽物」と断定されており、その影響かと思いました。逆にこの方のBMJFEと称する苗を拝見すると、BMJFEではなく、もしBM系としてもBMKKに特徴が一致している感じがします。イチジク動画の影響は大きいようで、手軽に誰でも配信できる時代ですので良く調べてから投稿されることと、動画をご覧になる方も複数の情報を見て確認することが大事であると思います。

それはともかく、「クレームではありません。本当の品種名を知りたいのです。」これが私に取っては一番大事なことでした。おそらくこの方は幼苗を無事に育て上げ、実を収穫するまでに漕ぎつかれたと思います。というのもBMJFEは実付きの面でも非常に優秀な品種で、マデイラ島由来のブラックマデイラ品種(以下マデイラ島系)の多くが収穫まで多年の我慢を強いられますが、この品種は挿木二年目で実を付けるからです。

もし実が付かないか、付いても外皮が黒くない、あるいは細長い、あるいは果肉の色が赤くない、美味しくない、というものでしたら、コメントは「これはBMJFEではありません、クレームではありませんが破棄しました。」となる気がします。

これが(「クレームではありません。本当の品種名を知りたいのです。」)というコメントになるということが、この品種の神髄で、米国苗業者のJF&Eは、実の外形や果肉の色がマデイラ島のBM系(BMUCD,KK,FP,CCV,MIBなど)と実の特徴がそっくりだったことと、何より、味も似ており美味しかったことからブラックマデイラとして売りまいた。その後よく観察すると葉の形状や実のネックの部分の特徴も違い、DNA検査をするまでもなくマデイラ島のBM系とは異なる品種でしたので、本来なら破棄される運命にあったものと思います。

しかし、この品種は実際に栽培してみるとマデイラ島系のBM品種より総合的に優秀です。(その具体的優秀さは前に書いた通りなので省きます。)例えばマデイラ島系BMは晩成品種で、日光要求量も多く、日本では九州など暖かい地域(CCVは関東甲信越で収穫報告有り)でないと収穫は難しく、かりに収穫できたとしても、本当に美味しいのは(暖かさにもよりますが)一、二割という評価があります。これは米国のイチジク愛好家(Ross氏)も言っていることで、「カリフォルニアのように暖かくないと難しい、晩成品種でハングタイムが長い、湿度に弱く実が裂けやすい」、ということで総合点は高くないのですが、「理想的に収穫できた実は格別に美味しい」ということで、彼は「マデイラ島系のイチジクは愛好家が一度は通る通過儀礼のような品種」と言っています。これは私見ですが、世界中でブラックマデイラはイチジク界最高の品種と宣伝されていた期間が長いので、それぞれの気候環境の方々が手軽に栽培できるまでに普及しないと冷静な判断はできないと思います。前述のRoss氏も、そういうことも十分知りながら彼のサイトでは高額な部類である65ドルで販売(2025-9)されていました。マデイラ島系のブラックマデイラを総合的に評価すれば(イチジク全体の中で)どの位置のものか、ではなく、(誤解でも無知でも)現状の市場実勢価格に合わせているようです。

苗購入者がどこに住んでいるか、つまりどこで栽培するかはとても重要な判断基準です。同様に日照時間はどれだけ確保できるのか、スペースは十分にあるのか(何本栽培可能か)、希少品種を栽培すること自体が嬉しいのか、穂木を高値で売ることが願望なのか、イチジクを食べることが好きなのか、各人が自問自答されることをお勧めします。

さて、究極のところ、本家のBMJFEは何の品種かわかりません。何かの突然変異品種かも知れません。米国での通称は現在BMJFEではなくBlackMadeira JFE Notと、さらに強調のNotが付いているようです。価値観は個人それぞれのもので、他人がそれを良い悪いと評価するものではなと思いまが、もしその価値観が、気象やスペースなどの制約がある中でも、美味しいイチジクを沢山食べたいということなら、このBMJEFをしのぐ品種を私は現在のところ知りません。
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配送はヤマト便コンパクトで、午前11時までにお支払い完了分は同日の13時に発送します。それ以降は翌日になります。時間指定は可能ですが、苗木管理上、落札日から数日置いての出荷は対応できません。また、同一出品タイミングの苗木の場合は、まとめ配送に対応します。基本的に2苗(3苗も可能な場合もある)までならヤマト便コンパクトに同梱可能です。それ以上の数量の場合はヤマト便扱いとなります。まとめ配送は落札者側からの操作となります。もし操作方法がわからない場合は検索し、ご自身で操作方法を調べてください。オークションの取引実績のない新規の方の一部にはイタズラ入札をされる方がいて迷惑しています。恐縮ですが、他の入札者にもご迷惑となりますので、コメント欄で本人認証されていることと、購入意思があることをご申告いただかない新規の方(アカウントを作ったばかりで、オークションの取引実績のない方)は、入札されましても削除させていただきますので、予めご了解ください。また落札後のキャンセルが多い方も同じ扱いとさせていただきます。お送りした苗に何か問題がある場合は必ずお問い合わせください。当方への問合せも無しにマイナス評価を付ける方へのサポートは致しかねますし、今後の入札はお断りします。お送りした苗に不具合があった場合は、それぞれの内容、状況に応じたサポートをさせていただきます。
オークション出品写真の無断使用は固くお断りします。


<参考>
挿し穂と苗(幼苗含む)の違いなど

以下内容は東京東部での栽培、また主に個人の体験によるもので、これをもって「そうだ」と決めつけるものではありません。何らかの参考になれば幸いです。

挿し穂流通、苗木流通それぞれ、メリットとデメリットがあります。

挿し穂流通は海外も含め遠距離を低コストで流通できるメリットがあります。デメリットとしては、採取から時間が経過したり、流通経路で高温、低温、乾燥、紫外線、雑菌、などの環境に長くおかれたものは発根率が悪く、例えば海外からのものは穂木が長いからといって2芽程度で切断しリスク分散と思うと、国際間輸送に伴う高低温障害や穂木内養分劣化が国内流通穂木よりもきつく、その結果、分割した両方とも失敗することもあるようです。

国内流通のものでも、穂木の部位や採取時期などにより条件は変わりますが、穂木が発葉するのが7割、その7割から発根にこぎつけるのも7割で、合計すると挿し穂の半分程度が葉も出て根も出て自活モードに入れるという感触です。ちなみに自家栽培の親木から採取直後(一時間以内)に挿木したものは発葉9割、発根8割で、合計すると7割近くが自活モードに入れます。ですから冬季の休眠保管穂木の混在も考慮すれば、穂木の流通では一般的に3本一セットが一応の安全圏と思われます。(もちろん知識を持った出品者が有利部位穂木採取、穂木殺菌、上下カット部メデール処理、落札直後に親木から採取、最短時間配送便の利用、穂木入手直後に発根活力剤給水、無菌赤玉土などに着後すぐ挿木するなどで成功率は上がります。)

また、挿し穂の場合は、挿木開始から品種の最終確認まで、一般的に最短で2年、長ければ4年かかります。最短でも2年待つというのは、昨今の品種違いの多さを考えると大きなストレスかもしれません。苗の場合なら(幼苗でも品種や落札時期にもよりますが)同年内に秋果が収穫でき、一部実付の悪い品種でなければ翌年(一年後)には収穫による品種確認ができる可能性が高いです。

苗流通では、挿木から十分に育成済みの苗と、1-4か月の幼苗では少し状況が変わります。十分に育成済みの苗なら根鉢ができている状態ですので次のステップの鉢上げも、より安全に作業ができます。しかし、育成期間が長い1,2年生苗などでは、生産者の管理コストは上がり苗木原価も高くサイズも大きくなりますので、梱包、送料とも高くなります。梱包の段ボール箱など材料費は300-800円、発送は宅急便の100-160サイズになりますので、1500-2000円くらいになるようです。

幼苗は送料が最も安いと思われる宅急便コンパクト(400円台から)を利用して全国にお送りしています。苗は小さくても育成後は苗のプロセスに差異は無く立派な成木となります。欲しい品種を安く入手する良い方法で、幼苗の場合なら、宅急便コンパクトでも基本的に2苗までなら同梱も可能です。

幼苗の場合は、挿木から1-4か月のものになりますので、9割は展葉していますが、1-2割の確率で展葉していても発根が不十分なものがあります。当方の幼苗は基本的に発根が目視で確認できたものや、葉の展開状態などで発根していると思われるものを出品しています。(しかし、中には十分に発根していないものもありますので、以下の注意事項をお守りください。)


幼苗流通上の注意:
幼苗は生育過程の苗です。前述のとおり、挿し穂の段階から育成の場合は葉や根が展開しないリスクがありますが、幼苗は葉は展開済み、根も基本的には発根から充実途中にあります。しかし、1、2年生苗木のようには体力がありませんので、乱暴な取り扱いをしないよう心がけなければなりません。発送時にポット内の土が泳いだり内部に空気が入らないようにポットを扁平させ幹(挿し穂主枝)も動かないよう左右からテープでしっかり押さえ呼吸できる防水フィルムで内部梱包しています。この方法で百本以上お送りしていますが、出荷時にポットを扁平にしたことが原因でのトラブルはありません。

荷を受け取ったら、出来るだけ早く開梱してください。開梱するときは丁重に箱をカッターで解体し、苗木にはできるだけ刺激を与えず取り出してください。養生のテープはカッターで少しづつ切り取り、ポット上面の土を押さえている紙を引きちぎったり、ポットをカッターで切ったりしないよう注意してください。また、決して苗木の幹を持ち、引っ張らないでください。誤って引っ張ると根も十分に出ていない可能性もあり、中にはこれから根が出ようとしているものも含め、ポットに埋め戻しても、幼苗はストレスに耐え切れず枯れてしまいます。自身が慎重な管理には向かないと思われる方は入手コストは安い幼苗ですが、幼苗からの育成はあきらめ、1,2年生苗木をお選びください。

幼苗の育成上の注意:
上記で丁寧に開梱し、幼苗から養生テープなどを取り除いたら、水またはメネデール、リキダス、HB-101などの活力剤希釈水を補給してください。肥料分のある液肥などは一週間程度、環境ストレスが軽減するまでは与えないでください。また液肥を与える場合は、スタートはごく薄く、そして少しづつ濃くし、液肥が指定する適正な希釈倍率にしてください。幼苗ポットの下面排水口を鉢皿直置きでふさがれないようにしてください。剣山やミニレンガなど鉢皿とポットの間に空間ができるように設置してください。

育成方法は落札時期や育成地域により異なりますが、基本的に最低気温が10度を切る場合は室内のカーテン越しの日の当たる窓際などで育成してください。イチジクは論文にも記載があるとおり、体内時計はありません。外部環境にのみ制御されますので、10度-25度の範囲なら季節に関係なく育成出来ます。当方では最低気温を15度以上で管理し冬を乗り切りますので、11月の幼苗は翌年3月には実質2年目の苗として連続育成され、豊産性の高い品種では秋果が収穫できた例が多数あります。

幼苗の設置場所が10度以下が続く場合は休眠に向かいますので、葉が枯れて落葉します。しかし、マイナス気温が続くと成木より根が枯れやすいので、最低気温が5度以上の室内の場所を探して、出来るだけ暖かいところに置いてください。休眠中でも水は必要ですので、土が乾いたら給水を継続してください。水のやりすぎも根を腐らせますし、低温も乾燥も根を枯らします。葉が何らかのストレスで寝てきた場合は根、幹、葉の成長バランスが壊れ、根と幹を守るため葉を落としにかかりますが、自然に枯れるのを持っていると挿し穂から出た新幹(葉の付いた枝)もダメになってきてしまいますので、ハサミで先端芽だけを残し葉をすべて落としてください。この時、葉を手で引きちぎらないでください。幹も弱いので、幹ごと主幹からちぎれてしまいます。必ずはさみで切ってください。また、このようになった場合は根の活力も低下していますので、水も吸わなくなっています。乾き気味に管理し、根腐れをを予防してください。同時にごく軽い微風を当て、先端芽が葉ダニやスリップに食害されないよう予防してください。


幼苗の鉢上げ:
実は一番失敗するプロセスが挿木から初回の鉢上げになります。幼苗に限らず、挿木苗は土に養分の無い赤玉土や鹿沼土の混合を使います。土に養分があると、根は養分を探しに行かないくなるので、挿木用土にはこれらの土が使われます。用土に栄養が無いので、鉢上げを喜び勇んで、有機培養土などを使いたくなりますが、無栄養後は薄い化成液肥で育ってきた根には有機肥料や市販の培養土はきつすぎます。有機肥料には善玉菌だけでなく悪玉菌もいますので、幼い根には負担になります。貴重苗の育成は、早く大きく育てようと思わず、絶対に枯らさないことを目標とすべきと思います。そのためにはリスクを極力抑えることで、初回の鉢上げは挿木と同じ土、赤玉土70、鹿沼土30のみの用土が良いと思います。なお、経験上ですが、用土のPHはこの段階では関係ないと思います。

初回鉢上げを失敗する原因の大半が、根鉢が十分に出来ていないのに植え替えてしまった場合です。幼苗のポットを抜こうとしたときに、土が崩れそうな場合は、静かに戻してください。強行するとかなりの確率で枯らします。根鉢が出来るまでは鉢上げを我慢します。園芸の極意は辛抱とも言われます。ではいつ根鉢が完成するかですが、これは育成地域や育成方法など育成環境に左右されますので、ご自身が良く観察すること以外に確認の方法はありません。

当方で、多数経験したことですが、根鉢が十分に出来たと勘違いし、鉢上げ中に苗の土が割れて根が見えた場合は大半が枯れました。ある種のショックのようで、見た目の体裁を整えても、苗木にはかなりなストレスとなるようで、枯れます。海外ではこの一番リスクのある初回鉢上げ時は、移植する側の鉢内の土の中央に幼苗ポットの型を取り、ポットから抜いたらすぐに型の中に差し込み、根鉢の外周に土が足された状態を作っています。当方でもこの方法で鉢上げしたいますが、今のところ100%近く鉢上げに成功しています。

以上は、当方で行っている方法や経験して得たことをお話しさせていただいているので、これらが正解や最善ということではありません。何かの参考にしていただければ幸いです。栽培の成功をお祈りしています。

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