【 6年連続ノーベル賞晩餐会提供 】
その誕生は1932年。創業家「テタンジェ」家の名前を現在も社名に掲げ、
今なおオーナー兼経営者であるというシャンパーニュ・メゾンは歴史的価値があり大変希少です。
前年2015年には、「シャンパーニュの丘陵、メゾンとカーヴ」がユネスコの世界遺産に登録されたて
テタンジェの地下セラーも対象に含まれるため、
この2016年は、『世界遺産の中で熟成された』という
何とも贅沢で特別なシャンパーニュを味わうことができます。
そして2016年は、まさに『シャンパーニュの超優良年』。
冬は穏やかで夏は暑く乾燥し、8月後半に待望の雨が降ったことで、適度な水分を含んだブドウが成熟。
ジューシーで凝縮感のある果実の収穫に成功しました。
フランス国内はもとより海外においても、その高い実力が認められる家族経営のシャンパーニュ・メゾン「テタンジェ」。
フランス大統領の主催する公式レセプションにはテタンジェが用いられ、
フランスおよび世界中の一流レストランのワインリストには、
必ず「テタンジェ」の名前を目にすることができます。
1952年にはグラン・クリュの畑で収穫されたシャルドネ種のみで造られた「コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン」を発表し、
シャンパーニュ界に新風を巻き起こして
『ジェームス・サックリング100点満点』
も獲得しています。
テタンジェは、また
『6年連続ノーベル賞晩餐会提供』
の偉業を達成しています。
自社畑の良質なブドウの供給が世界が賞賛する優美なシャンパーニュ造りを可能にするのです。
今回出品の“ブリュット・ミレジメ”も、まさに2015年のノーベル賞晩餐会にふるまわれました。
専門誌の評価も軒並み高く
デキャンター 97点
ベタンヌ&デソヴ 96点
ジェームス・サッカリング 94点
ワイン・スペクテーター 93点
4専門誌計 380点
圧巻のハイスコアを遂げました。
ピュアな一番搾り果汁のみを使用し、
ピノノワールの深みとシャルドネの蜜のような豊かさが余韻に優雅に追いかけてきます。
長い歴史を持つテタンジェの影響力には計り知れないものがあり、
アレキサンドル・デュマ作の「三銃士」では、テタンジェのシャンパーニュを示唆する台詞が登場します。
『マルケットリーのウダール神父の方法で造った発泡ぶどう酒を持ってこい。』と。
また、日本文学でもテタンジェは語られます。
『ヴーヴ・コリコも悪くないが、テタンジェというのがある。日本ではあまり知られていないみたいだけど、
これは量産品じゃないので尊重されているようだ。(開高 健「珠玉」より)』と。
優れた品質の年にのみ造られる、このヴィンテージ・シャンパーニュは、主に
モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ、そして
ヴァレ・ド・ラ・マルヌの境界で収穫したシャルドネとピノノワールで構成されます。
熟成によりさらに品質が高まる可能性を示す、調和のとれた1本。
豊かな余韻が長く続く、
繊細さと複雑さが融合したシャンパーニュです。