小川典子(ピアノ)
鈴木雅明(指揮)、
バッハ・コレギウム・ジャパン
ベートーヴェン:
交響曲第9番 作品125 《合唱付き》
ワーグナー編曲
ピアノ独奏版
小川典子(ピアノ)
【第4楽章】鈴木雅明(指揮)、
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱)、緋田芳江(ソプラノ)、
穴澤ゆう子(アルト)、桜田亮(テノール)、浦野智行(バス)
録音:1998年5月 響の森・桶川市民ホール DDD
ベートーヴェンの「第九」を、小川典子がワーグナー編曲のピアノ版で演奏し、
鈴木雅明が指揮、BCJがコーラスを担当したという話題盤、ベストセラー盤です。
当時としては破格の前衛音楽であった「第九」に魅了された17歳のワーグナーは図書館に日参してピアノ用に編曲、
声楽パートだけはそのまま残した「第九(ワーグナー編)」を完成。
しかし、リスト編曲版とは違い、ほとんど演奏不可能なものでした。
この困難な試練に立ち向かった小川典子は、ダイナミックなピアノ表現と超人的テクニックで難所をクリア!
BCJは少人数による清楚な合唱で、この名曲に新たな光を投げかけることに成功しています。
ベートーヴェンのピアノ独奏版はリストの編曲が有名だが、これはワーグナー版で演奏不可能と言われていたもの。
小川典子が挑戦して、見事に弾き切った。
しかも、ワーグナー版は第4楽章に声楽がちゃんと入っている。
リサイクル材を使用させていただきます。