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映画化が決定し、2018年の本屋大賞で第2位を獲得した「盤上の向日葵」です。新品で購入しカバーをして一度通読しました。
文庫本だと上下2巻になっているのでお得です。「孤狼の血」や「朽ちないサクラ」などが有名ですが、こちらの方がミステリー小説の代表作だと思います。

埼玉県の山の土中から身元不明の白骨死体が発見された。一緒に埋められていたのは名匠作の伝説の将棋駒。かつて棋士を目指していた佐野巡査は、県警捜査一課の石破と組んで駒の持ち主をつきとめるべく捜査を進める。そして、同時に進行するのは昭和46年から始まる孤高の少年、桂介の物語で長野県諏訪市に暮らす彼は幼いうちに母を亡くし、父親からは虐待を受けて育った。彼の元教師が卓越した将棋の才能に気づき東京へ出てプロを目指すよう助言するが、桂介は父親の支配から逃れられないまま進みます。刑事たちと少年が繋がることは分かりますが、なぜそこに繋がるのかが全然見えてこなので各章の終わりに必ず「次はどうなるんだ」と思わせるミステリー小説になっています。死体は誰か？なぜ伝説の名駒も一緒に埋められていたのか？それらと天才棋士桂介は、どういう関係なのか？

- 著者：柚月裕子
- タイトル：盤上の向日葵　￥2310円（税込み）
（ISBN: 978-4120049996）
- 発行日：2018年4月10日　第12版
- 出版社　中央公論新社
-状態：美品（カバーを付けて一度通読）
-送料：送料無料

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