
1973年にビクターから発売された、マニュアルDDプレーヤーです。
当時学生だったので、秋葉原でこんなプレーヤーが欲しいなぁと思いつつ、安いベルトドライブしか買えなかったのが思い出されます。
モーターの回転は静かで、重量も有って安定感があります。
ターンテーブルは上級機の、JL-B77と同じものを装備しています。
一個一個ダイナミックバランスを取り、回転精度を上げています。
ゴムシートも上級機と同じ物で、ターンテーブルとレコードにフィットします。
キャビネットもブナの積層構造で、手が込んでいます。
肝心の音ですがビクターらしい、色付けやクセのないとてもピュアなものです。
アームもカートリッジの違いを、良く出してくれます。
各社のMCやMMカートリッジを試聴しましたが、プレーヤーの格調あるクオリティ感を伴って、良くコントロールしていました。
カートリッジの個性を出しながら、プレーヤーの気品を表現する様は、システムの中でも存在感がありました。
手抜きの無い作りはコスパに優れ、良いプレーヤーだと思います。
ずっとしまっていましたので埃だらけでしたが、クリーニングしたら細かい汚れはまだありますが、致命的な傷もなく程度は年代を考えたら悪くないと思います。
画像のカートリッジは撮影用のダミーです。
ただ落札額にもよりますが、なるべくお好みのメーカーの物をお付けしたいと思います。
発送はゆうパックの予定です。