<特筆点>
1)名器、Diatone P-610裏付けの小振りな箱でSPを付けるだけの半完成品。
2)檜12t+5.5ラワン合板貼り合わせのしっかりした造りと木目重視の板採りです。
合板なのに角稜線を8Rに仕上げました。
3)ダクト口が前から観えずらい構造の前底スリットは定番ですが底・背面に工夫を。
4)手持ちP-610A(不調)でテスト、重低域が出なくても美しい音色が届きます。
5)フル装備なのでSPを付けるだけの手間なしです。
<仕様>
・材質;12t檜合板+ラワン合板5.5tの貼り合わせ
・開口;φ138 、裏付け、PCD=158の下孔(φ2.3)有り取り付け簡単です。
・箱外形: 220W 312D 365H 約 16.5リットル、前面角を8R処理。
前、上、側面板間は45度接合で背面が保守用の脱着窓構造です。
・ダクト仕様;前底スリットダクトは定番45度フラップで前面穴も観えません。
・吸音材;経験的に適所貼り付け済、背面板にバッファ板を設け特性補正。
・通線デバイス;中ファストン~45cm4芯ツイスト・カナレ線~ネジ端子
ネジ端子は芯線直結方式なので音質に?は生じません。
・M3キャップ・タッピングネジ+ナイロン大径座金+SW 8セット添付。
<補足>
・SP裏付けは敷居が高いですが簡単に取付け可能な「現合下孔」加工済みです。
・角処理は色合わせしたパテ盛り仕上げ、他は表面研磨迄です。
・前面木目重視でダクト穴が前から観えない丸みを付けたデザインです。
・底ダクトの45度フラップは固定で底上のシム板で調整補正(断面10cm2剥離可能)
・試聴の関係で吸音材を適時、貼り背面板のバッファ板で特性補正(取外し可能)
・テストデータはP610は不調でOnkyo-Wooferで他作品と比べました。
ダクト断面10cm2増減させたDenonデータではシム板無しの方が1dB/60Hz-Upでした。
・ご用意頂くのは「P-610x」、工具(+ドライバー、対辺2mm六角ドライバー)
及び「爪楊枝4本」だけです。+ドライバーは電動を推奨します。
個人の趣味製作々品です。画像でご納得できる方のみ応札をお願いします。
機能、性能、みたくれを気になさる方は、絶対に、応札ご遠慮ください。
<PS>
・取り付けは写真の様に爪楊枝を入れてSPを載せると簡単です。
6角ドライバーは対辺2mmを使って下さい。
・フルレンジ、ましてや老齢のP-610に「重低域」を求めても無理です。それより、
小型TVのモニター等への利用をお勧めします。音響効果はまるで違います。
8ΩタイプならTVのSP線を直接引き出すのがお勧めです。(無責任ですが・・)
P610は適切に吸音材を入れると中域が突出せずフラットになるから聞き易いです。
本作品の吸音材は少し過剰かもしれません、が、他が少し中域高なので。
小音量で楽しむなら10数cm級より口径が大きいだけ”余裕”を感じるでしょう。